Roroのシングルマザーブログへようこそ!
バブルが崩壊して早25年。
経済的に不安を覚える時代を長い事経験してきた私たちは、お金は「遣う」ものではなく「貯める」ものと思う人が多いのではないでしょうか。
万が一の備え、老後の安心。
そういった事態に備え、必要最小限の支出に留めようとする気持ちが大きく働きます。
特に私達シングルマザーはその想いもひとしお。
自分が一家の大黒柱であり、子供達の唯一の責任者としてやっぱり蓄えは少しでもゆとりを持っていたいですよね。
とはいえこんなに頑張って節約しても全然貯金が増えていかない!! 涙。
そんな人はいないでしょうか。
節約家達の意外な盲点!
教えちゃいます♪
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そもそも節約とは、収入を増やす事ではない
貯金をしたい人が節約をする。
それ自体は別に間違ったものではありません。
自分が稼いできたお金ですもんね。
大事に使い道を考えて無駄な事には使いたくないと思うのは当然の事です。
ですが、
「節約をすれば、お金が貯まる」
もしもそう考えているとしたら、それはもしかしたらちょっと間違えているかもしれません!!
そもそも節約とは、収入を増やす事ではないからです。
例えばシングルマザーで月に15万円の給料だとしますね。
一生懸命節約したら、いつの間にかその給料が17万になっていた!!
そんな事ってまずないですよね。
もしも収入が上がったとしても、別にそれは「節約」のおかげではありません。
節約は15万の給料の内14万5千円で生活している家族が、14万円で生活が出来るように工夫すること。
仮にその月5千円多く貯金出来たとしても、その工夫を1年365日続けなくては毎月5千円を貯めていくことは出来ません。
しかもその節約って結構な重労働です。
頑張って働いて帰ってきたお母さんが10円でも安いスーパーを求めて自転車を走らせたり、炎天下の最中で自販機の飲み物をぐっとガマンしたり・・・。
それでも浮かせる金額はせいぜい数百円といった所でしょうか。
自分を追い詰めない分、時給800円のアルバイトを30分多く働く方が遥かに効率的ですね。
もう一度言いますが、節約自体は悪い事ではありません。
私も細々節約をしています。
でもそれは「お金を貯める為」ではなく、「稼いだお金を大事に遣う為」です。
1円10円をチマチマ節約してたまには子供の大好きなアイスを買ってやったり、どうしても疲れた時にお惣菜を買って帰る自分を許してあげたり。
「いっつも節約してるんだし、コレくらい楽してもいいよね! 」
そういう言い訳のために日々出来る工夫を頑張っています。
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本当の意味でお金を貯めたい人がすべきこと
これはもう、収入を増やすしか方法がありません。
1円10円の単位で節約をするより、1時間10円時給単価が上がる方が遥かに大きな額を貯金出来ます。
とても無慈悲なようですが、それが現実です。
本当の意味でお金を貯めたいのであればパートの時間単価を少しでも上げる努力をすべきだし、正社員になれる道を模索した方が遥かに稼げる。
よし! と思い立てる人は、今すぐにでも自分のライフプランを練り直してみてください。
一方で・・・。
それを知った上で、
「でも、まだ子供が小さくてあまり家を開けられない・・・」
とか、
「そんなにガツガツ働く事がどうしても出来ない」
そういう人はやっぱり日々節約に励んで千円、2千円を貯金していくしか道はない。
1ヶ月に千円。
年間で1万2千円。
確かに少ない金額かもしれません。
でもその理解、しているのとしていないのでは大きく違います。
だって、
「やってもやっても思うように貯まっていかない!!! 」
とイライラする事がなくなります。
年間1万2千円を貯める目的でやっていると自分で納得出来るからです。
今は仕方ないんだ。
「子供が小学校に入ったら働く時間を増やそう」
とか、
「旦那さんの転勤があるかもしれないから、それがハッキリしたらもう少し働けますとバイト先に言おう」
とかその時が来るのを待っている間、と認識して下さい。
私も娘が小学校に上がるまでは週3、5時間のの事務パートをしていました。
勿論それだけじゃやっていけなくて週2の午前中にスマイル0円を売っていたりしましたが、
ハッキリ言ってそれだけじゃ貯金はおろか生活していくことも出来なかった。
日々減っていく貯金残高を前にじっと耐えていました。
「子供が小学校に上がるまでのガ・マ・ン・・・」
何度自分に言い聞かせたでしょう・苦笑。
未就学児の時は少しでも娘の傍に居てあげたいと思って選んだ、自分の道でした。
その時に減った貯金は大きな痛手になったし、節約しても節約しても減り続ける貯金はストレスでしたが、それでもその時その選択をした事を後悔してはいません。
「今はお金を貯める時期ではない」
そう自分で決めたのです。
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節約がもたらす恩恵
人それぞれ今いる人生の地点は違います。
長い人生の中ではガンガン貯金をしていく人もいるだろうし、逆にどんどん減っていく場面も少なからずある。
だから、自分がどの地点にいるのかを見据え、その時その時にあったやり方でそれを切り抜けていく。
一番大事なのは、その自分の人生を見極める目なんだと思います。
「節約で大きく貯金をしよう! 」
と思っている頃はイライラじりじりすることも多かった私ですが、上記の事に気付いてからはストレスががくんと減りました。
娘の幼稚園時代に底を尽きかけた貯金も、この6年間でそこそこ戻ってきました。
今後、娘の高校、大学進学になればまたガクンと減る時期にさしかかるでしょうが、その時に困らないように今の収入で貯めていける貯金は手をつけずに、日々の生活で少しずつ節約をしています。
節約をする大きな恩恵は、
「お金を大切にしようと思う心」
を養える事。
お菓子1つにしても気楽にコンビニで買わずにスーパーで買おうと無意識に思う分、ものを購入する際の単価は安くなるし、その心が当たり前に私の中に存在しているのでそれ自体がストレスになりません。
そんな私を娘は見ていますから、付けっぱなしの電気に気付けばこまめに消してくれますし、何かを買うにしてもどこが一番安いか、どれを買えば一番良いかをよく考えてくれる子になりました。
節約自体は家族の協力が必要不可欠^^
とても良い子になってくれたと思います・笑。
私はこれからも節約をしていくつもりだし、皆さんもそれぞれの地点で上手く切り抜けて行けることを切に願っています♪
一緒に頑張りましょう☆