Roroのシングルマザーブログへようこそ^^
よそ様の子供に、
「ねぇ、パパは? 」
と何の気なしに聞かれる事があります。
「いないよ」
そう答えると反応も様々。
でも、中には
「いけないんだー」
と言う子がたまにいます。
∑(; ̄□ ̄
多分ね、その子の身近に母子家庭や父子家庭がないのではないかな。
だから、私が返す言葉が自分の思いもよらない予想外の答えでどうしていいかわからなくなる。
そして日本式の教育=人と同じである事を良しとする精神から、母子家庭=人と違う=いけないんだと言う図式が成り立つ。
その子はあんまりにも予想外の返答を目の当たりにして、それでも何とか会話を紡がなくちゃと懸命に乏しい語彙力から言葉を搾り出した結果、そう言うのじゃないのかなと思います。
別にその子に他意はない。
わかっているし、子供の言っている事にいちいちめくじらも立てない。
でも9年間母子家庭をやってきていて、そもそもズケズケと「パパは? 」と聞いてくる子も少ないのに、そうやって「いけないんだ」と言われたのが実は1回じゃないと言う事。
その事実に対してはやっぱりちょっと残念だなと思います。
まだまだそういう世の中なんだなと改めて思いますよね。
子供の何の気ない発言ですが、何の気ない発言だからこそわかる、無意識的な思考回路。
他人と違う事を認めてあげられる、
もっともっと広い視野を持つ日本社会になって欲しいなと切に思います。
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「迷惑をかけない」子育てと「迷惑を許容する」子育て
日本のお母さんはよく子供にこう教えます。
「よそ様に迷惑をかけちゃいけないよ」
と。
あれはしてはいけないよ。
これもしてはいけないよ。
禁止事項を伝えるんですよね。
私もそうやって子育てしてきてしまいましたが、なんだかとっても窮屈ですよね。
そのルールを逸脱する事が良くないと教えられた子供は、そのルールを守れない他者を良くない子だと覚えるし、それが出来ない事が恥ずかしいと思うようになる。
一方、インドでは
「人に迷惑をかけずに生きることなど不可能なのだから、自分も人の迷惑を許してあげなさい」
と教えるんだそうです。
人と人とが一緒に生きる。
一緒に生きる上で他者を許容してやる心を教える。
私、これ、凄く心の軽くなる言葉に聞こえました。
だって、人に迷惑をかけたっていいから。
感謝を持って人と生きよう。
って、そういう事でしょう?
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シングルマザーとして生きやすい生き方
離婚してシングルマザーになると言う事は、一人で我が子の全責任を負うと言う事です。
我が子が誰かに非のある事をしたら頭を下げに行かなくてはなりません。
学校の役割分担もシングルマザー枠で免除! なんて事はないし、自分だけで乗り切るしかない。
万が一学校のイベントの日に、どうしても抜けられない仕事があったら??
人様に迷惑をかけないなんて、自分が分裂しない限り無理な話になっちゃいます。
それに万が一自分が具合が悪い時に子供の面倒が見れなかったら、一体どうしたらいいですか??
「離婚したのは自分の意思なのだから、誰にも迷惑をかけずにやりなさい」
と言われたら、きっと私達は立ち行かなくなってしまうでしょう。
だから、私はそれでいいんだと思います。
人は一人では生きられない。
一生懸命やっても尚足りない分は、誰かに手伝って貰えばいい。
そう思うことは悪い事ではないと思います。
迷惑を迷惑だと思われないような生き方をして、自分に余裕のある時は他人の迷惑もちょっとだけ許してあげる。
そんな生き方の方が自分も、そして周囲も楽なんじゃないかなって思います^^
最後まで読んで頂きありがとうございました☆
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執筆者:tokipaparoro
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