本・映画等の感想

【シングルマザーの昔を振り返る】メアリと魔女の花を観て

投稿日:01/05/2020 更新日:

前回の「【シングルマザーの昔を振り返る】未来のミライを観て」を読んで下さった方が結構いらっしゃったので、調子に乗って再び過去ブログを引っ張り出してみました。

ゴールデンウィークもお家に居る人が多いと思うので、時間潰しにでも読んで頂ければ幸いです^^

 

 

今日は「メアリと魔女の花」のお話です。

私は子供と舞台や映画を観ることがとても好きで、よく映画館にも足を運びました。

(今も行きます)

一緒に観ているのはほとんどが邦画のアニメ作品なんですが、割とこのチョイスはその時々で子供に伝えたいことが包括されていて、外れる事がないなぁと思っています。

 

邦画のアニメってテーマがわかりやすいものが多く、とどのつまりが

「転んでも間違えても、最後は絶対に自分なりの納得できる答えを出していく」

そういう展開になっているものがほとんどです。

 

伝えたくてつい説教クサくなってしまって聞いて貰えなかったり、何だかギクシャクし始めた親子関係の時も、良いあんばいに潤滑油になってくれるなぁと言うのが私の感想。

 

 

前作の「未来のミライ」もそうですけど、ぜひ親子で観て頂ければと思う映画の1つです^^

 

 

 

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2017年8月『メアリと魔女の花』を観てきたよ!

今期一番観たかった映画、

「メアリと魔女の花」

を観に行って来ました!!

 

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感想(13件)

事前のクチコミで、

「メアリの性格に難アリ」

と言うのを読んでしまっていたので、

 

・・・それってどういうことなんだろう???

と不思議に思っていたんですが、実際に本編を観てみたら、凄く良く理解出来ました・笑。

 

 

私が思うに、「メアリに難がある」と言うよりは、「人間の業」みたいなものですね。

クチコミが衝撃的過ぎただけで、メアリはいたってフツーの子です。

 

人間は誰しも弱い心を持っているし、卑怯な心も持っているし、変わりたいと望んでいるのに、変わる事を億劫がったり怖がったりしている。

みんなそういうものと戦っているんだよ。

それは別に特別な事じゃないし、性格が歪んでいるわけでもない。

 

そういうものと戦うのがイヤで逃げるなんてことも、そんなものは日常茶飯事だし、逆にそうやって人は葛藤を抱えながら生きている。

そんな自分を嫌悪しながら、もがいて生きている。

 

私はメアリの勝手な心がとてもよく理解が出来てしまいました。

(あれ、性格に難があるのは私か? )

 

 

でもだからこそ。

そういう意味で、最近思春期反抗期のトンネルをくぐり始めた自分の子供とこの映画を観ることが出来たのは良かったなと思いました。

思春期ってどこか潔癖じゃないですか。

自分が思う歪んだ気持ちとかを嫌悪する度合いも酷く大きい。

 

それは、今、私が子供にいくら何かを説いたとしても心には響かないんです。

汚くても、歪んでも、それを嫌悪しながら許容しつつ生きていくしかないのが人間だ。

だからこそ人は上を向こうと努力するし、今よりよく有りたいと頑張る事が出来る。

 

メアリの生き様を観て何かを感じ取ってくれたらいいなと思いました。

 

 

まぁ。

でもきっと・・・。

「感じ取る」とかそういう次元じゃなくて、本人自身もちゃんと気付いていくんだろうとも思いますけどね。

そういう葛藤というものが、「思春期」と言う名前で総括されるものではないのだろうかとも思います。

 

 

それでいいんだ。

それが私なんだ。

 

我が子にがいつかそういう答えに辿り着く為の1つの補助材として、この「メアリと魔女の花」があったらいいなと、そう思っています。

 

 

これは全くの余談ですが、ピーター役の神木くんは鉄板でしたね。

ジブリと言えば神木くん、私の中ではそうなっています・笑。

今回も安定した癒し系の深い清らかな声でした^^

 

 

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