外出自粛が叫ばれる昨今。
自宅に居るのが辛くなっていませんか??
少しでも暇潰しになればと思い、過去のブログから当時思っていたことを引っ張り上げてきました。
良かったら読んでみてください^^
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2018年9月『未来のミライ』を観てきたよ!
それは、2018年。
映画館で子供と「未来のミライ」を観て来ました。
「未来のミライ」スタンダード・エディション [ 上白石萌歌 ] 価格:3,621円 |
その時の感想(?)です。
↓
子供らしい子供のくんちゃんは本当に等身大で、素直で可愛く、時々心が震えました。
面白かったです(* ´ ▽ ` *)
でも実は本筋とは外れるけど、ちょっと思ったことがありました。
それはですね。
娘はおおよそ子供らしくなく、小さい頃から親を困らせることも、何かに意固地になることも、癇癪を起こしたり駄々をこねることもそう多くはありませんでした。
そりゃ、年相応に甘えん坊でママにべったりでしたし、わがままも友達トラブルも沢山沢山ありましたよ?
だけど、ないものはないと言えば理解しましたし、それを欲しがって泣いたり喚いたりなんて一度もありませんでした。
きちんと話を理解して、子供なりに折り合いをつける。
それが出来る子だったんです。
元々がそこまで貪欲ではなかったんですね。
お誕生日もクリスマスも、欲しいものを聞いても、
「なにがほしいかわからない」
と言うような子。
わがまま放題のくんちゃんとは丸っきり正反対ですよね・笑。
まぁ、さ。
くんちゃんのみならず、例えばとなりのトトロのめいちゃんとか、いろんな物語に出てくる小さい子って自分の主張が強くて、思いに忠実で、感情に正直な子が多いと思いませんか?
私は常々そんな物語ばかりを見続けてきて、いつの間にか固定観念が育ってしまっていたんです。
「子供はわがままなもの」
て。
聞き分けが良い子なら、その聞き分けのよさをただ認めてあげれば良かったのに。
なんだか私は我が子のそれが素直に誉められなくて、我慢をさせてしまってるんじゃないか、抑圧されてるんじゃないかって、とっても気になってしまっていたんですよ。。。
だから、この映画を観終わって、思わず言ってしまいました。
「私は子供ってこんな感じ(くんちゃんのような子)なんだろうなぁってずっと思い描いてきてた。だから実際に自分で子供を生んでみて、そうしたらあなたみたいな子が生まれて、私はあなたがいつも我慢してるんじゃないか、ママに気を遣ってるんじゃないかって心配になってたんだよね」
こんな話はもう随分前からしていて、丸っきり私の杞憂だったってことは今だからわかってるんですけど、だったらもっともっと誉めてやりたかったなぁ。。。
と言う苦い後悔が私をつつきます。
我が子はそうすると、必ずこう答えてくれます。
「でもわたしは、何かをしたかったのに出来なかった記憶とか、我慢をしてたつもりは一切ないんだよ」
て。
あーあ。
我が子のその素直さを、許容量の大きさを、もっともっと褒めて認めてあげたかったなぁ。
心配とか懸念とかつまんない感情じゃなくて、もっと肯定的に捉えてやれば良かったなぁって今は思ってます。
でも当時の私はそれが怖くて出来なかったんですよね。
だって、我慢をさせているかもしれないという懸念は、子供がそういう性格なんだって認めしまえばしまう程、益々子供の中の自己主張を消してしまう気がしませんか?
誉められたい一心でわがままをもっと言わなくなってしまうんじゃないか。
そう思うと、その聞き分けのよさを手放しで誉めることも出来ず、さらっと過ごしてしまいました。
とっても助かってたのにね。
私は世の中の、
「子供は言うことを聞かないもの」
と言う固定観念に囚われて、
「聞き分けの良い子は我慢している」
と言う先入観に怯えた結果、我が子の本質を見抜くことが出来なかったんです。
ちょっぴり切ないです。
自己主張やわがままのない我が子の幼少期を
「育て方が悪いんじゃないか」
と要所要所で思い悩んだ過去の私に伝えてあげられたらいいんですけどね。。。
でも、そんな感情が芽生えるのは、巷に溢れる子供のイメージが先立っているからだとも思うのです。
聞き分けがよくて主張がほとんどない子供の物語なんて、観たことないですよね?
多分、そもそも物語がスタートしない性格なんでしょうけど笑。
だからこそ、私は今子育ての渦中にいる方たちに伝えたい。
メディアにとりあげられる子供たち像は必ずしも正しい訳じゃなく、本当に自己主張のない子もいるし、おとなしく聞き分けの良い子はいるんだよって。
まぁ、一番信じてなかったのは私なんですけど笑。
子供の性格だって千差万別だって、凄く当たり前の事をつい思い出した、そんな映画だったのでした。
力強いシングルママさんが沢山居ますよ^^ ↓