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2017年6月27日。
厚生労働省が
「国民生活基礎調査の概況」
を発表しました。
(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa16/dl/16.pdf)
それによると、児童のいる世帯の総所得は707.8万円。
対し母子家庭の世帯の総所得は270.3万円になっていました。
(総所得は給料収入の他に母子手当てなんかも含んだ金額です)
このダブルスコア以上の開きをどう思うでしょうか。
私は毎年考えてしまいます><
母子家庭を生きると言う事は、この一般世帯との圧倒的な差である「収入の格差との戦いである」と言う事を・・・。
例えば習い事1つをとってみても、世帯年収が700万あるご家庭が年間100万かけるのと、世帯年収が200万しかないご家庭が年間10万かけるのではその家計への圧迫度合いは違ってきます。
ところが、育てる子供1人の負担は変わらない。
かけられるものとかけられないものが違ってくれば、その子が成長していく過程で得られるモノは必然的に変わって来ますよね。
それでも大学受験や就職試験や色んなものに直面した時、
「この子は母子家庭だから少し位成績が悪くても仕方ないんですよ」
なんていう優遇措置は取っては貰えないんですよね・・・。
これが最近問題になっている、「学力格差」ってヤツですね。
でも、本当に「仕方ない」んでしょうか?
私はそんな風に思われているのがちょっと悔しいなって思います。
だって、子供にしてあげられる事って何もお金をかける事だけではないと思うからです。
我が子に、
「お金がないから仕方ない」
なんて、そんな事を教えたくはないですよね?
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お金がかからなくても出来る事って、実は沢山あります。
例えばご飯の支度を一緒にやるだけで、その経験はとても良い勉強材料になります。
その日の献立を考えられれば計画性を学ぶ事が出来るし、お料理の手順は効率を学ぶ事も出来る。
栄養を考えればバランス感覚を身につけることが出来るし、一緒に買い物に行けば算数の計算が身に付きますよね。
まぁ、学力の話はほんの一例ですが、仮に我が子にしてあげられる事を「出来るか出来ないか」と言う視点だけで考えると、恐らく我が家は何もしてあげられません。
だって欲しいものを欲しいだけ買ってあげることも出来ないし、必要だからとポンポン高価な教材を与えてやる事もできないですから。
でもね。
一緒に戦う知恵を絞る事だけは出来るんじゃないかなって思うんです。
富裕層のように新しい書籍を浴びるほど買ってはあげられないけれど、毎週、図書館に一緒に行ってあげる事は出来る。
評判の良い塾に躊躇いもせずに入塾させてやる事は出来ないけど、参考書の問題を一緒にウンウン考えてあげる事は出来るんです。
だから私は誠心誠意、ありったけの心で娘を見るように心掛けています。
お金がないけど、親の愛情だけはお金に関係なく出す事が出来るから。
遊園地に連れて行けないなら、毎週色んな公園を探し歩くし、インターネットで無料のイベントを探しまくります。
それが私に出来る事だから。
お金の格差はおいそれとは縮められません。
特別な資格も才能もなく子育ての傍らで仕事をしているような私では、どんなに頑張っても共働き世帯に匹敵するほどの収入を得る事は出来ません。
だから、それをどう補うか。
私はそれにフォーカスを当てるようにしています。
フォーカスは千差万別でいいと思うんです。
人によっては「共働き世帯の年収にいかに近付けるか」にフォーカスすれば良いし、そういうアプローチの仕方は母子家庭1世帯1世帯の違った答えがあっていいんじゃないかと思います。
「自分が何を目指したいのか」
それが一番大事です。
社会的弱者な扱いを受ける母子家庭だし、それはある意味でその通りだとも思うのですが、それだけじゃなくて、負けない母子家庭に私はなれたらいいなぁと思っています。
一緒に頑張ってくれる人がいたら嬉しいな^^
力強いシングルマザーさんが沢山居ますよ^^ ↓
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