シングルマザーが家を買ったお話

【シングルマザーのマイホーム購入記・4】シンママの味方! を売りにした不動産屋さんでこてんぱんにやられた話~後編~

投稿日:09/11/2018 更新日:

シングルマザーでマイホームを購入した時の奮闘記です。

最初から読みたい人はコチラからどうぞ^^

 

 

 

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前回の続きです

「あの、でも、、、これ、うちの近くじゃないような気がするんですけど、、、」

出された物件2件のチラシに目を通しながら、私はおずおずと切り出しました。

 

そう、提示された物件はどちらも同じ都内ではありましたが移動時間にして1時間位かかる所だったのです。

小学校を転校せず、出来れば実家の近くでマンションを買いたいと思っていた私の理想を考慮したものではありませんでした。

 

 

それに対し、

「あのねぇ、中古物件は自分の好きな場所に都合よく出てくるもんじゃないのよ」

ケバケバ女子は言います。

 

 

買える物件を買いなさい!

 

 

 

 

その言葉に、何かが引っ掛かりました。

(でもまだこの時はその引っ掛かりがわかっていませんでした)

 

 

とにかく自分の気持ちをわかって貰おうと私は言葉を紡ぎます。

 

えっと、、、

 

でも、そうすると地元を離れることになりますし、娘の生育環境に大きく影響しちゃいます、、、」

 

→子供はすぐに馴染むわよ!

 

 

でも

「娘は学区は変えたくないっていってるのでせめて通える距離で探したいんですが、、、」

 

→そんな限定的な事言ってたらマンションなんていつまで経っても買えないわよ!

 

 

でも、今の環境なら実家の近くにいるのでいつか残業が必要になる働き方になっても大丈夫かなと思えますが、実家が遠くなってしまったら留守番してる娘が心配で仕事に比重が傾かなくなります。そうしたら、結局収入アップもできないし、やっぱり、、、、」

 

→ママが頑張ってるんだから、子供だって頑張れるわよ。

ねぇ?

 

突如ケバケバ女子が子供の方に話しかけました。

子供はびっくりして勢いのまま、コクンと頷きます。

それを見て、ほらねと言う顔を向けてきました。

 

 

 

私は(連れて来ておいてナンですが)子供を巻き込まれた事で、なんだか段々イライラしてきます。

 

 

「子供に無理させるために家を買うんじゃありません! 」

 

ムッとして言い返すと、

「あなた甘いわよ! うち(の会社)にもシングルマザーは沢山いるけど、みんな一生懸命働いてるよ。残業もして、子供の面倒も見て必死になってる。そうやって働く姿を見せるから、子供も頑張ろうって思うのよ」

と言い返されました。

 

 

 

ごもっともです!

 

 

ですが、

「親の都合で離婚したのに、更に寂しい思いをさせるのが当たり前なんて私には思えません」

と思わず言い返してしまいました。

 

 

そんな私にケバケバ女子は、冷たくいい放ちました。

「そんなんじゃいつまで経っても買えないわよ! 」

 

 

 

だったら買えなくていいですッ!

 

 

 

 

 

・・・・と言い返せたらとっても気持ち良かったでしょうね。

私は言葉に詰まってしまいました。。。

 

 

買えなくていいなんて思えないからです。

 

 

 

一拍置いて、ケバケバ女子はため息をついて言いました。

「あのね、世の中には資産を沢山持ってるお年寄りがいっぱいいるの。そういう親戚が、シングルマザーの親戚を不憫に思って援助してくれたりすることもある。そんな人達を狙って、私達は仕事してるのよ」

 

あまりの言い草についカチンと来てしまいました。

でも、「あなたじゃない! 」と言外に言われたのがわかったので、ぐっと黙りました。

 

 

 

 

 

 

これが現実です。

 

低所得で孤立無援のシングルマザーは、提示される物件を黙って買う努力をするしかない。

それがイヤなら買うのを諦めなさいと言う事。

 

 

これが現実なのですね。。。。。

 

 

 

ここは、私が思い描いているような場所じゃなかったんだ。

 

 

 

 

そう思った瞬間、ケバケバ女子は急に外の制服女子を呼びました。

 

「○○区の物件情報調べて! 」

鋭い物言いで的確に指示を出すケバケバ女子が指定した区は、私が住んでいる区でした。

 

 

「え? 」

 

あれよあれよと言う間に新しく出された物件はどれも馴染みあるマンション(その頃私は近所の売り出し中古マンション情報をかなり沢山調べていました)です。

 

1690万の子供の通学路の途中にあるマンション。

1400万の学区外のマンション(でも近くから通ってきている子はいる)。

1100万のマンション。

 

 

ケバケバ女子はその中から1590万を抜き取りました。

「これはダメね」

金額が高過ぎるのでしょう。

 

 

今度は私からも質問します。

「○丁目に△△って言うマンションが1200万で売りに出されてると思うんですけど、それは引っ掛かりませんでした? 」

 

制服女子は首を振ります。

ケバケバ女子に「どれ? 」と聞かれたので、スマホで物件情報を出して見せました。

 

すると、

「あぁ、これは扱えない。私達が見ている物件情報って一般の人が見ているものと違うの。そこに載っていないのは特定の不動産屋が抱えている物件だから私達には売る事が出来ない」

と教えてくれました。

 

 

そういうもんなんだ。。。。

 

いくら安くても不動産屋さん次第で買える物件と買えない物件がある。

仮に安い物件があったとしても、それを取り扱っている不動産屋さんがシングルマザーに理解のある不動産屋さんじゃないと、まず住宅ローンを通してくれるかどうかわからないのかもしれない。

そんな風に思うと、いくら安い物件でもダメな物件があるって事を学びました。

 

 

 

「これじゃダメなの? 」

ケバケバ女子は1100万円の物件を提示します。

その物件は私が過去スマホで検索した事のある物件でしたが、あまり魅力的に感じられないものだったのでした。

私は首を振ります。

 

 

この中で言うなら、出来れば最初の1690万のマンションが理想的。

でも、

「そのマンションが欲しいならもっと沢山働いてくれないとさすがに通せない」

とズバリ言われました。

 

 

「この辺が妥当ね。これなら何が何でも通してあげる」

と言って渡されたのが1400万のマンション。

 

 

1400万のマンションは私も事前にスマホで見ていて、最終的にはこの辺で落ち着くのかなと思い描いていたマンションでもあります。

地区年数はありますが駅からも近く大規模なファミリータイプ。

学区外ですが近くの新築マンションから子供の同級生がうちの小学校まで通っているのを知っています。

通えない距離でもない。

 

 

 

でも。

何が何でもここがいい!!!

と思うような所ではありません。。。。

 

 

物件探しを始めてまだ数ヶ月。

前回と今回とかなり厳しい現実を垣間見たけれど、だからと言って不動産屋さんはまだ山ほどある。

「こんなもんかな」

と思うようなマンションを終の棲家にしてしまっていいのだろうか。。。。

 

 

 

まだ何か活路はあるんじゃないか。

そう思うと即答出来ず、結局この日はその話だけでオシマイとなったのでした。

 

 

 

 

 

「色々ありがとうございました。ちょっと現実が見れたような気がします」

私がそう言うとケバケバ女子はちょっと驚いて、

「それなら良かった」

と言いました。

 

 

「年収が上がったらまた来ます」

と言って、制服女子が

「またお待ちしております」

とにこやかに答えてくれました。

 

 

 

 

けれど、結局ここに来る事は二度とありませんでした。

 

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まとめ

今思えばこの不動産屋さんが1400万のマンションを

「絶対通す」

と言ってくれたので、逆に言えば

「1400万位までなら今の私でも何とかすればいけるのかもしれない」

と思うきっかけをくれたのだと思います。

 

 

残念ながらこの不動産屋さんとは縁がなかったですが、貴重な経験でした。

 

まだまだ果てしなく続きます・笑。

機会があったらまた遊びに来て下さいね♪

 

 

このお話の続きはこちら

 

 

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執筆者:


  1. かおり より:

    Roroさん、こんにちは(^ ^)
    いつも楽しく拝見させて頂いています。同じ背景があり、いつも参考になることばかりです(╹◡╹)
    これからも楽しみにしてますね!

    • tokipaparoro より:

      かおりさん

      こんばんは^^ 初めまして。
      遊びに来て下さってとても嬉しいです♪

      育児と仕事の合間のリフレッシュに気ままに書いているだけのブログですが、
      そう言って頂けるととても励みになります☆
      ありがとうございます♪

      こらからも気ままに更新していきますので、お時間ある時はぜひ遊びに来て下さいね♪
      お待ちしています。

      Roro

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人間死ぬ気になればなんとかなるさ! と決意して離婚。 気付いたらドタバタで10年!Σ( ̄□ ̄;) 離婚してからの波乱万丈、苦しくも楽しかった日々と生活の知恵、それからシングルマザーとして生き抜く為のノウハウを、ファイナンシャルプランナー資格を持ったRoroが綴ります。



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