シングルマザーが家を買ったお話

【シングルマザーのマンション購入記・10】違和感を覚えるきっかけ

投稿日:16/12/2018 更新日:

これは、貧乏母子家庭である私、Roroが四苦八苦して中古マンションを購入した体験記です。

最初から読みたい方はコチラからどうぞ。

タイミングが良い!

こんな都合の良い条件の物件はなかなか出ませんよ!

やや興奮気味に提示してきた不動産屋営業Tさんの物件情報を見て、私は愕然としました。

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ねぇ、私の話を聞いてる、、、?

提示された中古マンションのチラシ。

それは築年数30年越え、幹線道路に程近い西北向きのマンションでした。

それだけでなく、以前にもお話ししましたがこの地域の立地の特徴である幹線道路の「内側」と「外側」問題のまさしく「外側」だったわけです。

これのどこが「タイミングの良い物件」で、「ラッキーな物件」なんでしょうか。。。

正直、嬉々として語る不動産屋さんが宇宙人のように感じました。

ねぇ、私の話を聞いてくれてる?

面食らってどう切り出せば良いかわからずにいると、不動産屋さんは言いました。

「つい昨日、売りたいと連絡が来たばかりの非公開物件なんです」

はぁ、さようですか。

私にはそれが何を意味するのかさっぱりわかりません。

「よく聞いてみると、まだ他社さんに相見積もりとかを取っていらっしゃらないみたいなので、なんとかうちにお任せ頂けるように頼み込んでる次第です」

はぁ、さようですか。

それでも全くわかりません。

意味がわからないまま、

「まだ住んでいらっしゃいますが、内覧はいつでも大丈夫だとの事なので早めに内覧に行きましょう」

と言われました。

え、待って。

なんのために?

私、買うの?

「いやぁ、こんな良い物件はなかなか出ませんよ」

と更に不動産屋さんは続けます。

持ち主さんのご家庭にもお子さんがいて、うちの娘と同じ年頃の子も居ました、とか、その子達がホント良い子達でした、とか、先方さんもシングルマザーで頑張ってる方が家を探していると言うお話をしたらぜひそんな方に大切に住んで頂きたいと話してるとか、新築で買った当時は1億円以上の値打ちでしたとか、当時のチラシまでご持参頂いて楽しそうにお話してくれました。

なんだろう。

こんな全力で自分に善意を示してくれる方が、もうこんな素晴らしい物件はないでしょう! と自信を持って提案してるものをNOと

躊躇いなく言うこと、あなたなら出来ますか?

私には出来ませんでした涙。

が!

性格が悪いことを百も承知でいいます。

私は幹線道路の外側の、しかも築年数の古い物件が「良い物件」だとは嘘でも思えませんでした。

住んでる人がどうとか、その人がどんな人に売りたいと思ってるかとか、そりゃそういう夢や希望を託せたら尚良いとは思いますが、だからといってそれを理由にその物件にしようとは思えないですよ?

そしてそもそも、買った時の値段(つまり30年以上前)をなんの判断基準にしたら良いのでしょうか。

不動産は時代の相場に大きく影響を受けるし、年数を減るにつれて価値もどんどん下がります。

新築当時の値段を知った所で何かのネタにはなるかもしれませんが、そこに何の意味も価値も存在しません。。。。

私の心の中はこんな感じでした。

私の話をちゃんと聞いてくれてる?

私は心の中で不動産屋さんに尋ねました。

でも、私がそれを実際に口に出すことはありませんでした。

なぜなら、彼は散々ダメ出しを受けて心折れそうになりながらもへこたれずに頑張った末にやっと見つけた唯一の味方だったからです。

この人にまで見捨てられたらどうしよう。

そんな弱い心がありました。

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余談:ここなら条件付き回答もなんとかできる?

「ここならまだ値段は出てませんので、条件付き回答部分もなんとかなるかもしれません」

話の一端でそんな事を言われました。

当時はあまりに希望とは程遠い物件の提示に狼狽する事しかしていませんでしたが、後で勉強したり経験したりしたことを複合すると、この

「まだ売主が他社のどこにもお願いしていない状態」

であると言うことが不動産屋さんが言う「タイミングが良い」「ラッキー」だと言う重要なキーポイントだったようです。

この状態だと、つまり、私と先方で多少自由に価格を調整しあう事が出来ると言うことなんです。

中古マンションの売主さんが「この金額で売る」と言ってくれたら良いわけですから。

そこから修繕のお金を多少乗せて、リフォームやクリーニングをして売りに出すわけです。

その辺でまだ市場に出ていない物件であれば、こちらの事情を考慮しやすいというわけですね。

内装に手を加えていない状態で購入を決めたら、ある程度自分の好みでチョイスさせて貰えたりするオマケのようなものと考えたら良いかもしれません。

不動産屋さんは、そんな物件だったら私にも手が届くと思ってくれたのだと思います。

私は丸っきり乗り気ではありませんでしたが、渋々内覧に行くことになりました。

話はまだまだ続きます。

続編はコチラです^^

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