これは、貧乏母子家庭である私、Roroが四苦八苦して中古マンションを購入した体験記です。
最初から読みたい方はコチラからどうぞ。
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住宅ローン返済シュミレーションの落とし穴
提示された住宅ローン返済シュミレーション。
見落としていた落とし穴、それは、
「ボーナス返済! 」
でした。
そう、夏と冬にボーナス返済として10万円ずつ割り振られていたのです。
「あの! 私、ボーナス返済とかは考えてないんです。うちの会社は業績によってボーナスがかなり変動するんで、それをアテにしての返済はちょっと現実的じゃないです。ごめんなさい、今までこのシュミレーションにボーナス返済があると気付きませんでした」
これにはさすがの不動産屋屋さんBさんもちょっと動揺していました。
「すぐに作り直させます! 」
とバタバタ人を呼び、修正を指示していました。
しばし休戦モード。。。
だけど。。。
こわっ!
( 。゚Д゚。)
知らないうちにボーナスで10万ずつ返済の住宅ローンを組まされてたかもしれないと思うと、物凄く怖くなりました。
良く見て気付かない自分が悪いのかもしれませんが、それにしても一切の説明もないままだった事に空恐ろしさを感じたのです。
だって、中古物件で住宅ローンをシュミレーションして貰ったりする際は、あらかじめそういった希望を聞いて貰いながら作っていました。
そんな事を繰り返し繰り返しして貰ったので、こちらから何も言わなければ
「ボーナス返済なし」
が当たり前と思い込んでたんですよね。
今回は何も聞かれず(そもそもまだ年収も聞かれていない)に不動産屋さんがシュミレーション表を作ってくれたので、その辺は不動産屋さんの采配となっている事を念頭にシュミレーション表を細かく見るべきだったのです。
そんなやりとりがあって、
「やっぱり即決は危険だ」
との思いをますます強くしたのです。
しばらく待ちました。
待ってる間も、私は段々帰りたくなってきていました。
さっきの衝撃は大きかったですし、何より払える金額提示があるわけがないと思いました。
今まで見ていた返済シミュレーション表でさえ、無理をしてやっと払えるかなと言う金額だったんですから。
それなのに更にそこに年間20万円分、今まで賞与に割り振られていた金額が上乗せされる。
絶・対・無・理ッ!
そんな無謀なシュミレーションを見る為にひたすら待つなんて滑稽も良いとこです。
帰ろう!!
今すぐ帰るんだッ!!!
でも、
「帰ります」
そのたった一言が言えませんでした。。。。orz
つくづく堂々と出来ない自分がイヤになります><
そうこうするうちに、
「お待たせして申し訳ありません」
と、係の人が入ってきてしまいました。。。
もう切り出すことが出来ず、じっとシュミレーション表を提示される事しか出来ませんでした。。。orz
気になる住宅ローンシュミレーション表は。。。。
10万と少しオーバー額でした。
詰んだ。。。。
「いや、そうなりますよね。。。これ、もう私には無理な金額です」
さすがの不動産屋さんBさんも口をつぐみました。
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ところが敵も一枚上手
不動産屋さんBさんはしばらく沈黙して、また、
「少々お待ちください」
と言い、席を立ちました。
もう待ちたくないし、私は断って帰りたい。
でも、それを口に出そうかどうかまごまごしているうちにさっさと不動産屋さんBさんは出て行ってしまいました。
自分の意思をはっきり相手に伝えられない自分の性格がこんな所で時間を浪費させます><
なんだかとても疲れました。。。
待てど暮らせど来ない不動産屋さんBさん。
時刻はとっくに21時を回っていました。
娘はまだ当時小学校1年生で、早く寝かせてやりたいと焦る気持ちも沸いてきていました。
早くお風呂に入れなくちゃ・・・。
私も明日も会社なのに・・・。
悶々とした思いが蓄積していきます。
帰るって言おう。
早く、帰りたい。
ぽつんと取り残された部屋で、そんな事をずぅっとずぅっと考えていました。
「今本部と連絡を取ったんですが、、、」
不動産屋さんBさんが戻ってきたのは20分位経ってからでした。
帰る!
そう言おうとしていたのですが、私が口を開くより早く、不動産屋さんBさんは一気に喋りました。
「ここは新築ですし、私共も初めての地域になるんです。そこで少数の世帯にモニターを募集してるんですよ。なのでRoroさんにモニターになって貰えないかと本部と交渉して、今承諾頂いてきました! 」
いかにも、
勝ち取った!
みたいな清々しい笑顔でそれを切り出された私はポカーン・・・( ゚□゚)
意味がわかっていない私に、更に不動産屋さんBさんは続けます。
「任期は一年です。数回アンケートに回答して貰いますか、その間ローンの補助として1万5千円が支払われます」
とのこと。
え?!
「いかがですか? ボーナス支払いがなくなって、月々の返済額は上がりますが、その上がった額は当社が補填する形になります」
びっくりしました。
まさかこんな展開とはっ!!!!
私の目の色が変わったのを見て、不動産屋さんBさんは切り出しました。
「ただ、これは例外中の例外ですので、本日申し込みをして頂く事が条件となります」
迷いましたが、私は結局この時申し込みをすることにしました。
でもこれが、私の最大の試練の始まりだったのです。
つづく
続編を更新しました(【シングルマザーのマンション購入記・22】明けない夜、終わりのない葛藤)
最初から読む→(【シングルマザーのマンション購入記・1】年収がびっくりする程低いのに、「買おう! 」と決意した話)
力強いシングルママさんが沢山居ますよ^^ ↓
更新を楽しみしておりました^^
こんな展開とは・・・。
モニターって、1年限定で減額されるという事ですよね?
と読み取ったのですが。
続きが気になります!
あわわ(゜ロ゜)
待っていてくれたなんて、、、なんて嬉しいお言葉ッ!
ありがとうございます★
のろま更新でごめんなさい\(_ _)
ですが、
ちんたらでも立ち止まらない!
がモットーですので、
絶対必ず更新されます笑。
気長に待ってくださると嬉しいです♪
そうなんですよ~。
期間限定モニターなのでいつかは全額自分が背負う。
でも目の前の減額に飛び付いてしまいました笑。
これから試練の始まりです。。。
のたうち回る様をご覧ください笑。