みなさんこんにちは、Roroです。
シングルマザーですが、保護猫を引き取りたい!!
実際に保護猫を引き取るってどんな感じなのかをリアルに綴ってみたいと言う思いでスタートさせた「保護猫お迎え物語」。
保護猫と言っても団体さんによって規約はまちまちですし、あくまで「Roro家の場合」と言うスタンスでお読み頂ければと思います。
前回迄のお話はこちら↓
保護猫を引き取ろう! と思った経緯について話しています。
「保護猫団体」に圧倒されるお話。
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保護猫お迎え物語〜シングルマザーRoro家の場合〜
さて。
保護猫団体の細かいルールに圧倒され、個人的に活動している方とお話をしたいと思うもののそのツテもない。
そんなRoroでしたが、少しずつ動き始めます。
今日はそんなお話です。
保護猫カフェの前をウロウロする・・・
近所に保護猫カフェがありました。
これは随分前から知っていたのですが、いつも外から中に居る猫ちゃん達を眺めるだけで、入室する勇気もないまま通り過ぎる。
そんな日々を送っていました。
ところがある日、保護猫カフェの前を通り過ぎると
「飼い主を募集しています」
と言う掲示板に、ちひろにそっくりな猫が居るではありませんか!!!
名前は「みゆみゆ」。
びっくりする事に、子供の名前「みゆき」と酷似しているんです。
その時子供と一緒に居て、子供も同じことを感じたらしく、
「私、ちょっと聞いてくる! 」
とお店の中に入っていきました。
Roroはこの子供の行動にもびっくり・・・。
だっていつもはRoroに任せきりなんです。
率先して何かアクションを起こすようなタイプではありません。
自分の事でさえ腰は重く、結局Roroが問い合わせたり調べたりする事も多々ありました。
そんな子供を常々
「行動力が大切だよ、それがないとチャンスを逃しちゃうからね」
と諭したりしていました。
だからこそ余計にこの子供の行動を見て、子供が凄く猫を飼いたいと思っている事を感じ取りました。
思えば子供にとって生まれて初めて近しい身内の「死」を体験したのは、ちひろだったのかもしれません。
ちひろが横たわった棺の中に手を入れた時、泣きたいと思っていないのに涙が零れた、と言っていました。
それが、初めての体験だったと・・・。
ちひろは子供が生まれた時からずっと一緒にいて、アルバムにも沢山一緒に写真が収まっています。
途中で一緒に暮らす事はなくなってしまったけれど、頻繁に実家との行き来があった為、ちひろはいつでも子供の側にいる存在となってくれました。
Roroは今でも実家に行くとちひろの存在を探してしまうのですが、子供も同じだと後で教えてくれました。
それだけ、ちひろの存在は大きかったんですね。。。
Roroはそれを受けて、少しだけ前を向けるような気がしました。
本当は多分、自信がなかったんだと思います。
猫の20年を引き受ける覚悟が出来なくて、保護猫団体のルールが厳しいとか何とか理由をつけて、「飼えない」理由を探していたんだと思います。
お店から出てきた子供は、
「みゆみゆはまだこのお店には来ていないんだって。人馴れさせてからお店にデビューするらしいんだけど、いくつかお店はあるからここには来ないかもしれないって」
と言いました。
「でもとりあえずみゆみゆに会いたいって話はしたんでしょう? 」
「うん」
「じゃぁまた前を通った時にでもみゆみゆが来ているか確認しよう。もし来てたら入ってみて、うちの子になって貰いたいなって気持ちが大きくなるようだったら希望を出してみよう」
と言う話でまとまりました。
が、一週間経っても二週間経ってもみゆみゆがこのお店に来ることはありませんでした。
その後も何度かお店の店員さんに聞きましたが、「まだ人馴れ中」との回答を貰い、結局数ヶ月経ってもみゆみゆに会うことは出来ませんでした。
もしかしたら、他のお店に行ってしまったのかもしれませんね・・・。
タイミングは縁だと思う
それからは継続的に保護猫カフェの前を通りつつ、ネットで里親募集の猫を探したりもしていました。
けれどネットの里親募集は大概が「譲渡決定」と書かれており、「募集中」に出会える事は稀でした。
しかも仮に「募集中」に出会えたとしても、迷っていたり子供と相談しようと思っていた矢先にすぐに「譲渡決定」に切り替わってしまいます。
この辺、マイホーム購入時の申込みに似ていますね。
参照→(【シングルマザーのマンション購入記・32】即決即断の勇気と怖さ)
迷ったり吟味したりしている時間がない。
マイホームも一生の住処なのに即決なんて・・・と恐怖心を頂きましたが、保護猫も同様に家族として愛情を持てるかよく考えたいのに即決しないとすぐに他の人に決まってしまいます。
猫を飼う事の難しさを痛感し始めていました。
そんな矢先、Roroはとある張り紙を見つけます。
「里親募集」
と書かれた簡易な張り紙。
その隣には保護猫団体の啓発ポスターが貼られていました。
電話番号はなく、
「希望者は〇〇までお越し下さい」
と住所が書いてありました。
え、いきなり行くの?
と思った気がします。
が、色んな迷いや不安も整理できてきていたRoroは、行ってみることにしました。
保護猫団体に電話やメールで問い合わせをするよりよっぽどハードルが高いような気もしたのですが・笑。
不思議とその時は「やってみよう」と言う気持ちになっていました。
訪問先はポスターが貼られていた場所のすぐ近くにあり、ちょっと古びたマンションでした。
インターフォンを押すと男性が一人出てきてくれ、
「あの、里親募集のポスターを拝見したのですが・・・」
と言うと、すぐに対応してくれました。
しかし話をよくよく聞いてみると、そこで保護猫活動をしているわけではなく、ここにお見せ出来る保護猫はいないとの事。
飼う事の出来る猫ではないかもしれないけれど、とにかく勇気を出せばすぐに猫には会えると思ってたRoroはちょっぴりがっかり・・・。
更に、子猫は人気が高くすぐに里親が決定してしまう為、預かりさん(野良猫を人馴れさせる為に一時的に預かってくれるお家)の家にも今は居ない事なんかも教えて貰いました。
やっぱり「保護猫を飼う」と言ってもなかなかタイミング良くはいかないものなのかな?
保護猫と言うものの難しさを改めて痛感致しました。
しかし、その方は
「うちは正式な保護猫団体というわけではなくて、個人的に活動している人たちが横に連携しているだけなんだけど、もし希望があるなら里親を探している方が居たはずだからあなたの連絡先を教えてもいい? 」
と聞いてくれました。
Roroはびっくり!!
この方達は個人で活動されている方だったのでした!!!
(組織だった「保護猫団体」等ではなく、個人で野良猫の保護活動をしている方達の集まりなので、以降「保護猫ボランティア」さんとお呼びします)
全くの偶然でしたが、何となく心のハードルが下がり、安心したのを覚えています。
連絡先を教える件を承諾し、Roro達は帰宅したのでした。
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最後に・・・
ここでようやく保護猫ボランティアさんと接点を持つことが出来ました。
お話は少しずつ進展いきますので、良かったらぜひまた覗きに来て下さいね☆
尚、Roroのブログでは、
「保護猫団体」を「公的な助成金等の支給対象となる組織だった単位で保護猫活動をする団体」、
「保護猫ボランティア」は「小規模で個人単位で活動している方々」、
と区別しています。
このブログを読むに当たり便宜上の区別であり、正式な区別方法ではない可能性がございますがご了承頂けますと幸いです。
続編を更新致しました♪
→(【保護猫お迎え物語④】保護猫ボランティアさんとの出会い)
力強いシングルママさんが沢山居ますよ^^ ↓