保護猫

【保護猫お迎え物語④】保護猫ボランティアさんとの出会い

投稿日:02/03/2022 更新日:

みなさんこんにちは、Roroです。

 

シングルマザーですが、保護猫を引き取りたい!!

実際に保護猫を引き取るってどんな感じなのかをリアルに綴ってみたいと言う思いでスタートさせた「保護猫お迎え物語」。

保護猫と言っても団体さんによって規約はまちまちですし、あくまで「Roro家の場合」と言うスタンスでお読み頂ければと思います。

 

前回迄のお話はこちら↓

【保護猫お迎え物語①】Roroと猫

保護猫を引き取ろう! と思った経緯について話しています。

【保護猫お迎え物語②】保護猫団体と言うハードル

「保護猫団体」に圧倒されるお話。

【保護猫お迎え物語③】保護猫を飼う為に少しずつ行動する

少しずつ保護猫をお迎えする為に動き出すお話。

 

 

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保護猫お迎え物語〜シングルマザーRoro家の場合〜

さて。

個人で保護猫活動をされている保護猫ボランティアさんと接点を持つことになったRoro。

早速担当(M)さんからお電話を頂きました。

 

 

保護猫ボランティアMさんとお話する

次の日、早速保護猫ボランティアをされているMさんからお電話を頂きました。

Mさんはとても朗らかな方で、非常に話しやすく、Roroが話す拙い言葉に優しく耳を傾けて下さいました。

おかげですぐに緊張が解けました。

 

大体の流れは、

1.保護猫を引き取りたい旨申し出る

2.対面での面談

3.対象猫が見つかった場合に連絡が行く

4.猫を引き取れるかどうか相性等見極めて頂く

5.引取費用(ワクチン等で1万と少し。+不妊手術、去勢手術と諸経費がかかった場合は諸経費)を払う

 

これらは必ずしも順番通りでなければいけないわけではなく、猫の状況によっても前後します。

それらは臨機応変に対応していきましょう、との事でした。

 

 

 

「Roroさん、保護猫を引き取りたいとの事ですが、性別や月齢にご希望はございますか? 」

 

会話の中でMさんはこう尋ねて下さいましたが、正直「猫が飼いたい」とは思ったものの、それ以上の具体的な希望は全く考えていない事に気付きました。

私は、

「ご縁のある猫で、ずっと一緒にいたいと思える猫であれば性別も月齢も特段希望はありません。ただ、新しい環境に早く馴染みやすいと言う点で出来るだけ幼い猫の方が良いのではないかとは考えています」

と答えました。

 

 

「確かに小さい猫の方が適応能力がありますよね。ただ、生憎、現在譲渡を待っている子猫はおりません。子猫は春先に増える傾向があるのと、既に春先の子猫を希望されている方がRoroさんの前に5組程いらっしゃいますので、順番待ちして頂くか、もしくは生まれたての子猫という訳ではなのですが、今捕獲対象になっている猫が1匹おります。その子は不妊手術の後リリース(元居た場所に戻してさくら猫とする)する予定ですが、その子を引き取りたいと言う希望であればお受けすることが出来ます」

 

Roroは少し考えて答えました。

 

「子猫でなくてはいけないとは思っていません。その子には非常に興味がありますが、会ったことがないので、その子を飼いたいと申し出る事が出来ないんですが、お会いするかお写真を頂く事は出来ますか」

 

Mさんは、写真があるのでそちらを後で送ります。

と答えてくれました!

 

 

 

送られてきた保護猫の写真・・・

Mさんは電話を切った後、すぐにお写真を送ってくれました。

その写真を見て、正直Roroは

「え・・・」

と思ったんです。

 

送られてきた画像は白と黒のぶちでした。

そして想像以上に大きかったのです。

 

 

Mさんは確か生後半年ほどと言っていました。

しかし、隣に母親代わりを担ってくれている猫が一緒に写っていましたが、その猫と大きさがあまり変わらないように見えました。

 

そしてこれは多分全く無意識なのですが、Roroは「猫」と言えばちひろみたいな茶トラの猫を思い描いてしまっていたんだと思います。。。

思いがけない柄に(これは本当に誰のせいでもなく、Roroの深層的なイメージがそうさせていました。申し訳ないです)、面食らってしまいました。

 

 

 

しかしRoroより幾分頭の柔らかい子供はその猫を見てひと目で気に入ったようでした。

元より剛より柔な性格な子供は、Roroに比べて受容の幅もいつも大きいのです。

 

が、Roroは最初に感じてしまった違和感から、この子を可愛いと思えるか、家族として受け入れられるか、非常に不安になりました。

 

 

せっかくお写真を頂いたのに、その具体的イメージからますます不安になってしまったRoro。

本当にめんどくさい性格だなと自分でも思いました。

しかし、だからと言って「この子でヨシ! 」と納得出来るものでもありません。

 

 

 

「いかが致しますか? Roroさんがお引き受け頂けるようであれば、お耳はカットしない(さくら猫としてリリースはしない)方向で話を進めます」

Mさんはそう言ってくれましたが、正直答えが出ませんでした。

 

 

Roroは少し迷いましたが、正直に答えました。

 

「とても可愛い猫だとは感じたのですが、これだけで飼います! と決断がどうしても出来ません。。。。この子は現在どの辺に居るのでしょうか。場所を教えて頂けますか。会えるかどうかわかりませんが、一度様子を見に行かせて頂いてもよろしいでしょうか」

 

Mさんは、

「少し遠いのですが○○地区の▲▲辺りにおります。実際にお世話している方と連絡を取ってみますので少しお時間頂けますでしょうか」

との事でした。

 

 

 

母へ相談

Roroは連絡が来るのを待っている間に、実家の母に相談しました。

母は写真を見て、

「凄く可愛い猫じゃない! 」

と気持ちを高揚させて言ってくれました。

凄くホッとしたのを覚えています。

 

Roro同様、母もちひろの面影を探していたら二人でドツボにはまってしまうんじゃないかと懸念していたからです。

Roroは母に何となく晴れないモヤモヤを打ち明けました。

Roroはあまりにも長い時間ちひろと一緒に過ごした事で、猫と言えばちひろと言うイメージが抜けず、その子をどこか他人の子のように見てしまうのではないかと怖かったのです。

 

「そんな事あるわけないじゃない! 」

母は笑って一蹴してくれました。

 

「家族って最初から家族なわけではないのよ。一緒に時間を過ごすことで家族になっていくの。最初の気持ちがどうであれ、数ヶ月も経つと可愛くて仕方なくなるわよ。昔飼ってた猫のどの子も、みんなそうだったでしょう? そういうものよ」

 

 

確かに・・・。

Roroが自分で飼った猫はちひろが初めてでしたが、まだ小学生だった頃からRoroが家を出るまで、2回程猫が居た時期がありました。

どちらの猫も可愛かった記憶があります。

どちらも性格も違えば柄も違いました。

それでも同様に、大切な家族でした。

 

母の言葉は不思議なもので、話している内に自然と不安が少なくなっていくのを感じていました。

「ご縁がある」、それが家族への第一歩なのかもしれません。

Roroはそんな風に思い始めていました。

 

 

 

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最後に・・・

次回は実際に保護猫ちゃんに会いに行く所からお話が出来たらと思います。

ちひろを拾った時は全く悩むことなく簡単に飼い始める事が出来たのですが、年を経てからの方が色んな事に慎重になっているなと痛感します。

大切な事ですが、失くした今となっては若い頃のエネルギーが羨ましくもなります・笑。

 

 

続編を更新致しました♪

→(【保護猫お迎え物語⑤】保護猫に会いに行く

 

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