Roro自身のこと

懲りずに人を好きになる

投稿日:

数年前に、とある人に出会いました。

 

 

その瞬間に予感めいたものを感じました。

「あ、私、この人のことを好きになれるな」

って。

 

とても不思議な話なのですが、たった一言二言交わしただけの相手に、確かに自分の心が動くのを感じました。

好みのタイプとか、優しくされたとかそういう事ではありません。

会った時のその人の纏った雰囲気みたいなもの。

 

言葉にすると難しいのですが、「相性」と言った類の何かだと思います。

自分でも分析できない程に深い深い所で通じるフィーリングのようなもの。

 

 

 

その人の醸し出す雰囲気から他の人にはない「何か」を察知した私は、今まで色々思い悩んでいた事を全部投げ飛ばしてそう思ったんです。

止められない恋心とか、抑え切れない想いとか、そういう激情的な何かではないですが、そこには確かにすぐにでも「恋」と呼べそうな感情が、私の中にありました。

 

 

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忘れてたわけじゃなくて、単に近くにいなかっただけ

その瞬間まで私は、もしかしたらもう二度と誰かを想う事はないのではないかなと言う不安が心に付きまとっていました。

別に誰かを想えなくても困る事はないのですが、離婚してから一向に動かない自分の心に、

「本当は無意識下で元旦那さんに未練を持っている・・・? 」

「前を向いていないのだろうか・・・? 」

なんて言う思いに囚われる事も度々ありました。

 

自分は人と寄り添う事の出来ない欠陥人間なのか。

 

大多数がうまくいく結婚生活を継続出来なかった自分は、人とのコミュニケーションにおいて致命的な欠陥を持っているのではないかなと思う時さえありました。

 

 

極めつけは、

「娘ちゃんと、まとめて貴方を大切にしていきたいと思う」

と言ってくれた奇特な人を好きになれなかった事。

 

安定した収入と誠実な人柄の方で、私が見た限り何の欠点もその人にはありませんでした。

それなのに、私は結局その人を好きになる事が出来ず、更に好きになろうと努力する事に疲れ、結局一人で生きると宣言してしまいました。

 

その時思ったんです。

「私はもう、人を好きになれないんだな」

って。

 

 

 

 

 

 

でも、違ったんですね。

単にそう想える人が近くに見当たらなかっただけ。

時が来て、来るべき人が来れば、必ず人は優しい気持ちになれるんだなと知りました。

 

人はいつまでも過去の中には生きられないですから。

いがみあっても、憎み合っても、もう二度と誰かを好きにならないと決めても。

時が経てば、それなりのカタチを作って「過去」の引き出しにしまわれていく。

「今」を生きるしか、私達には出来ないって事なんだと思います。

 

離婚した過去は、いつまでも現在の出来事にはし続けられません。

それが「生きる」と言う事なんだと思います。

 

 

 

ただ見つめる

 

最近始めたヨガの先生が、よく言うのです。

「よく観察してください」

って。

 

痛い心、悲しい気持ち。

全部が全部、正常に戻す必要なんてないのです。

 

ただ、

「あぁ、痛いんだね」

「あぁ、悲しいよね」

って観察してあげる。

 

ただそれだけで、心は随分と穏やかになります。

あるがままを受け入れてあげる事。

それでいいよって言ってあげる事。

 

 

そういった感情を認めてあげることで、自分が色んな想いに囚われていたんだろうなと言う事を知る事が出来ました。

何も出来ないけど、ただ見守ってあげる。

時にはそういう事も必要ですよね。

 

 

 

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まとめ

ふわふわとよくわからない文章になってしまいました。

 

別に「再婚します」とか、「彼氏が出来ました」と言う報告ではないのです。

おかしいかもしれないですが、「好きになれるだろうな」と思っただけで、「好きになろう」とは思っていませんから。

私は今の生活が好きだし、今の心の領分を他に割きたいとは思っていません。

なので、このまま。

 

でも、いつかの自分に言いたかったのです。

人は、懲りずに人を好きになれるよって。

 

そのいつかの自分のような想いを持っている人がいたら、その心、ぜひ観察してみて下さいね^^

随分と穏やかになれると思います。

 

 
 

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執筆者:


  1. rundora より:

    こんばんは。rundorです。
    またお邪魔させていただきました。

    時間があるときに少しずつ過去の記事を読ませていただいていたところ…
    この記事に共感しすぎてしまいました。

    私自身もRoroさんと似た体験をし、今まさに心が乏しくなった自分に嫌気がしています。
    大切に想ってくれる人の手をとらなかったこと、実家でお世話になっている親に対しての無意識の反発心。

    ありのままを受け入れる。今の生活が好きと堂々と言えること。
    いつか、私も思える日がくるのかな。

    Roroさんの言葉に今回も勇気づけられました。

    悶々とした気持ちを誰にも言えずモヤのかかった心に少し晴れ間がみえました。

    ありがとうございます。

    • tokipaparoro より:

      rundoraさんこんばんは(*^^*)
      遊びに来てくださって嬉しいです。

      特段その人と何かあったわけではないですし、何かを起こそうと提案してくれた人には心を動かすことのできなかった私ですが、最近はそれも含めてきっとその1つ1つに意味があったのだろうなと考えます。

      rundoraさんのそれも、きっとこれから生きていく上での通過点で、その先に通じる道を今歩いてるんだろうなと言う気がします。

      うまく言えないですが人生とは波のようなもので、それは好むと好まざるとに関わらず一定の波が立つし、その大きさは予測も出来なければ選べもしない。
      だから人はただ起きてくる波を1つ1つ上手に乗れたら楽に越えられるし、タイミングを外して顔にかかって水を飲んだり、津波のように誰にも越えられない波が来るかもしれないけれど、ただあるがままの自然体でいられるようにしていればいいのかな。

      そうすれば自分と自分の取り巻く環境はとても穏やかで過ごしやすく、優しさと肯定感が増すような気がします(*^^*)

      ちょっと気恥ずかしい記事で上げようか悩んだのですが、rundoraさんに共感して貰えて嬉しかったです♪
      こちらこそありがとうございました☆

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