娘は小学校5年生の時、自分のスマホを手に入れました。
「早いですね」
とたまに言われます。
正直な自分の感想を言えば、
「100年早いよ」
と実は思っていたりもします・苦笑。
子供用のスマホを与える意味がなかったので大人用を選んだら、機種本体代も勿体無い位に高かったです。
でも、与えてやる事にしました。
何故か。
今日は真面目にそんなお話をしようと思います。
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理由1 我が子が生きる時代を考える
私が生まれた頃、携帯電話はありませんでした。
電話BOXが町中の至る所にあり、電話連絡網のほぼ100%が東京03で始まる家の電話番号でした。
それが今は一変しています。
電話BOXは消え、電話連絡網は大半が保護者の携帯電話番号に変わっている。
学校からの連絡もメールで来る時代です。
家電もインターネットで動かせる時代になってきました。
この時代の流れを、どう感じるでしょうか。
子供の習い事に、「プログラミング教室」なんていうのも一般的になってきました。
「レゴエデュケーション」と言う、プログラミングで動くレゴも授業に導入され始めています。
グラフィックが素晴らしい映画が流行ったり、壮大なファンタジーゲームが一世を風靡したり。
そこまではいかずとも、スマホ1台で家のエアコンを操作したり、留守中にペットの様子をカメラで確認したり。
冷蔵庫がレシピを提案してくれる時代です。
掃除機が勝手に汚れを感知して掃除してくれる時代です。
この流れを感じた時、私は早くに娘にもネット環境に身を投じさせるべきだと感じました。
ネットは使い方を誤ると危険・・・?
そうなんです。
だからこそ、早くに「情報リテラシー」を養って欲しいと思ったのです。
情報リテラシー能力
「情報リテラシー」とは比較的新しい言葉です。
「リテラシー」とは識字能力の事で、「文字を読み書きして理解出来る事」を指します。
その「リテラシー」と「情報」を合わせて造語にし、
「情報を自分の目的に応じて取捨選択し、適宜使えるようにしていく能力」
の事を指します。
簡単に言って、
「ネットから自分に必要な情報を過不足なく正確に拾ってくる能力」
の事ですね。
この能力、今後娘たちの時代ではかなり必要不可欠なものになっていくでしょう。
例えばわからない英単語がある。
英和辞書を本棚から取り出し、該当のアルファベット列を探し、辞書を引いて意味を探し出す。
この一連の流れと、
机上にあるスマホで意味検索をかける。
この流れ。
明らかに後者の方が早いです。
1単語にこの時間差があるとして、100語ならどうなりますか?
大学受験に当たり、1000語同じ時間差が蓄積するとどうなるでしょうか。
更にスマホなら発音機能を探して発音をリアルに確認することも出来ますし、その単語を使用した例文だって無尽蔵に出てきます。
その単語にまつわる派生語や類義語、対義語なんていうものやもしかしたら確認問題だってどっかから引っ張ってこれるかもしれない。
まぁ、勿論インターネットには間違い情報も多いです。
だからこそ、そういう情報を「取捨選択」する能力、情報リテラシーが必要になるんです。
私はなるべく早くその力をつけておいてあげたいと思っています。
インターネットはこの先どんどん汎用されていくでしょう。
10年前はパソコンがない家庭では出来なかった事も、今はスマホで出来るようになっています。
ゲーム機さえもインターネットを繋げる時代。
その時に、何の憂いもなく手に取れる人にしてやりたい。
私はそんな風に思っています。
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理由2 「危ないから遠ざける」or「失敗するなら目の前で」
とは言え、インターネットは怖いものですね。
出会い系サイトやSNSなどで知り合った人とのトラブルがニュースになったり、つい最近も自殺サイトがどうとかで凄惨な事件が起こったばかりです。
我が家でも勿論話します。
事件が起こる度、ニュースを見る度、
「選択の仕方1つで、明日はあなたがそんなニュースで報道されてしまうかもしれない」
「あなたのそのスマホも、そんな世界に通じている」
と。
持っている分、「私には関係ないわ」と他人事にはならずに真剣に聞いてくれます。
幸い学校や様々なイベントでかなりの働きかけをしてくれているみたいで、娘は私以上にネット交流に対しては敏感みたいです。
私がブログを通じてお友達が出来たと娘に話しても、
「大丈夫なの? 」
と訝しんで来ます・苦笑。
でもね。
どちらにせよ、まだ小学生は親の庇護下。
スマホは親の貸与品だと再三に渡って言っているおかげか、私が娘のスマホを開くよと言うルールも素直に受け入れているし(それでもラインやメールは見ないようにしていますが)、何かをダウンロードしたかったり何かあれば何でも報告してきます。
これが女子高生に差し掛かっていたらまた違うでしょうね。
その時に娘がどうスマホを使うかわからないまま初めて渡すより、今、一緒に操作しながらどんな風に使う子なのか知っていくほうがスムーズではないかなとも思うわけなのです。
ルール作り
早くに渡す代わりに、ルール作りは徹底しています。
DoCoMoだとお子様向けのフィルターがかなり充実しており、例えば「インターネットの閲覧制限」や「アプリ起動制限」「Wi-Fi接続制限」なんかも親のスマホから操作する事が出来るようになっています。
今流行の格安SIMでも、制限用アプリなんかもありますね。
我が家は現状そのフィルターは使用せず、娘に任せています。
ただパケット通信量を使い過ぎているな、と感じたり、宿題や勉強をおろそかにしてゲームで遊んでいるような時は制限をかけます。
ライン等のSNSは基本的に友人と交換などは行わない。
交換したい時は必ず事前にママに相談。
もしくはママが相手の親御さんの連絡先を知っていれば交換しても良いと話しています。
万が一の時は親同士で連絡が取れますから。
何なら親子グループを作って、そこでお話させます。
現状では、その約束が守れない場合は没収と言う約束になっています。
でも娘の周囲の親御さんも比較的しっかりしているみたいで、現状何かトラブルになったりした事はありません。
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まとめ
娘がスマホを持っているというのは、かなり便利です。
娘のピアノ練習に必要なメトロノームはアプリでダウンロードしてあるから一人の時も使えるし、先生とのレッスン中に必要だと思った箇所は自分で動画を録って帰って来てくれます。
いつぞやお話した英検の音声も(参照→【実録】小学生のうちに英検を取る! その為に最も有効な参考書はどれ?!)娘のスマホでダウンロードしました。
単語覚えもアプリを入れてあるし、百人一首を娘と対戦したい時は読み上げアプリを起動します。
わからないワードはスマホで調べたり、調べ学習なんかにも役立ちますね。
が。
一方でやはりゲーム系のアプリが歯止めが利かなくなると言うデメリットもあるのは事実。
メトロノームを開くつもりで手に取ったのに、ついマイクラが目に入って遊び耽ってしまったり、youtubeでピアノの模範演奏を聴くつもりが、ついついゲーム中継を見てしまったりなどの弊害も生じています><
テスト前についつい勉強せずに片付けちゃう心理と近いのでしょうか・笑。
その都度怒ったり諭したりしなくてはならず骨が折れます><
まぁ、だったらそもそもゲーム系のアプリを入れるのを禁止すれば良いのですが、成長していく為にはそういうバランスを保とうと奮闘努力したり、自制出来ずに反省したりの繰り返しも必要なものと思い、長い目で見ていこうと思っています。
色々ありますが、我が家は今娘にスマホを与えている事に満足しています。
ご家庭の方針や事情はそれぞれ違うと思いますが、そんな沢山あるご家庭の中の1つの例として読んで頂ければ幸いです^^
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