あなたが友達と会う約束をしていたとします。
ところが、その友達が時間になっても現れない。
心配になってこちらから電話をしてみると、
「ごっめーん★ 今日行けなくなったの! 」
と電話口で言ったとします、、、(゜ロ゜)
あなたは、どう思うでしょうか。
実は世の中の滞納事情のポイントも、そういうものなのだと私は教わりました。
言い換えてみれば、滞納と言うのは、払う約束を無断でスルーしているのと同じことなのです。
例えば、会社が予定していた税金を払う程の資金がなかったとします。
困った会社が、銀行に泣きつく。
「税金が払えないんだけど、お金を貸してくれやしないかい」
と。
果たして銀行は、お金を貸してくれるでしょうか?
正解は、貸してくれるのです!
意外に聞こえるかもしれませんが、税金対策の為の借り入れ枠というものを、各銀行は用意しているのです。
税金ですよ?
払うべきものも納められない企業を、銀行が信用なんてするのか?!
結論は、「する」んですよ。
実は払う前に対策を立てている会社には、それなりの信用度があります。
例えば前期の経営成績が抜群に良いと、その年の税金はべらぼうに高くなったりする為、その対策が事前に行われている限り、それは別にマイナス要因でもなんでもないんです。
だから普通の会社は、資金繰りが不安になる前に、銀行に話して融通をしてもらいます。
知らない人もいると思いますが、本当ののところ、世の中ってそういう仕組みなんです。
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そういう世の中に生きていることがわかれば、「滞納」というものがどれだけ怖いものなのか、わかるのではないでしょうか。
クレジットカードや各種料金の引落とし残高不足や、払込料金の滞納。
日常そこまで意識してる人は少ないように思います。
法人と違い、個人なのでよほど悪質や故意ではない限りそこまで問題になることはありませんが、でも実はそれ、すっごく怖いことなんですよ。
不動産の取得時など、そのうっかりの経緯がひょんなとこから住宅ローンの審査に影響を及ぼす何て話は、ままあったりしますからね。
私が住宅ローンを組む際も直近数ヵ月にそのような滞納があるかどうか聞かれました。
人間としてこの社会の信用を無くす行為の方が、借金をするより怖い。
世の中は、
「払えなくなりそうだからお金を借りる」
のであって、
「払えなくなってからお金を借りる」
のではないと言うこと。
税金を滞納しない為に企業が銀行に融通をしてもらうことは出来ますが、税金を滞納してしまった企業が銀行に融通してもらうことはできません。
大事なポイントです。
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真っ当な人間なら、借金をできるだけしないで生きていきたい。
そう思う人も多いはず。
ですが、それ故にクレジットカードの支払いが滞ったり、税金を滞納したり。
それでは本末転倒です。
断じて借金を推奨しているわけではありませんが、約束を守ろうと言う意思があるかどうかというポイントが重要視される世の中であること。
そこから、「この人にお金を貸しても大丈夫か」という判断がされるということ。
世の中はそういう見方であるのだと、心のどこかに留め置いてもらえたら幸いです。
貧困母子家庭の実情はとても苦しい。
ともすれば普通に毎日を生きる為に借金を背負わなくてはならない人もいる。
でも、それをきちんと払っていくことで、あなたは信用を少しずつ積み重ねています。
大変な想いでしょうが、
どうかどうか。
頑張ってくれたらいいなぁと思います。
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