私は娘の小学校入学とほぼ時を同じくしてパート社員から正社員になりました。
勤務時間も内容の密度もぐっと増す事がわかっていたので、今までより子供の為に割いてあげる時間が少なくなるだろう事をかなり危惧していました。
世の中は「小1の壁」と呼び、最も子供へのケアが必要だと叫んでいた時期です。
そこで、
「全てを万全に整えてスタートを切るぞ!! 」
と意気込み過ぎ、空回りし過ぎたなと感じた事がありましたので、そんな失敗談をお話したいなと思います^^
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過ぎたるは猶(なお)、及ばざるが如し
さて。
「過ぎたるは猶、及ばざるが如し」
と言う言葉を知っていますでしょうか。
あまりに沢山あり過ぎては、全くないよりももっとダメだよ。
みたいな言葉です。
まさにそれ!!!
前述しましたが、私は娘が小学校に入った年の夏に正社員として働き始めています。
今までは気ままな週3パートでしたので、子供と接する時間も長く、幼稚園に必要なものなども私が帰ってきてから準備する事で充分間に合っていました。
ところがその生活が一変する!
と言う自身の危惧感から、何事も早め早めの対策が必要だなと思ってしまったわけなんです。
例えば、
・もしも勉強についていけなくなったら、国語も算数も追いつく為につきっきりになる事は不可能だ!
そう感じた私は、算数だけ少し早く勉強させる事にしました。
予習を常に少し早めにやっておけば、万が一どこかで躓いても時間をかけて起こしてあげる事が出来るからです。
どちらかの教科が授業進度より少しだけ早く理解出来ていれば、万が一国語がダメな場合も算数を一時中断して国語の復習にシフトチェンジする事が出来ます。
備えあれば憂いなしです^^
・防犯面が心配だから、幼稚園(年長さんの冬)のうちから携帯電話を持たせよう。
そうすれば、小学生になる頃には使えるようになっているだろうし、スムーズに職場にいる私とコミュニケーションがとれるだろうと思いました。
備えあれば憂いなしです^^
そうやって色んなもののリスクを事前に考え、一つ一つ潰していきました。
これで「小1の壁」対策はバッチリ!!
そう思っていましたが、意外な落とし穴。
それは、学用品のストックをし過ぎた事なんです><
どういう事かと申しますと、娘の学校は給食の時間には「給食袋」と言ってランチョンマットやタオルなんかの一式を入れる袋を持参する事になっていました。
洗い替え用に2セットや3セットあるご家庭は多かったのですが、なんと我が家!
10セット位揃っていました!!!!
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
備えあれば憂いナシだと思っていたんです。
1セットしかなかったらフルタイムでガシガシ仕事をして疲れて帰ってきても、
「学校に忘れてきちゃった・涙」
と言われてしまえば学校まで取りに行かなくちゃいけないし、そんな労力は割きたくありませんでした><
2セット位揃えようかと思っても、
「忘れっぽい我が子が2日連続で忘れてきちゃったら・・・? 」
と思うと3セット・・・。
その内、巾着やバンダナを見ると買い貯めるクセがついてしまい、あれよあれよと増えていってしまいました><
結果!
2週間くらい忘れても痛くも痒くもないフル装備の出来上がり!
そうなるとですね。
さすがに子供の危惧感も薄れていくのですよ・苦笑。
1回や2回忘れた所でどーってことない!
忘れても失くしても、後から後から予備が出てきますから、てんで気をつけないわけです。。。
朝持って行っては学校の引き出しに仕舞い、持って帰って来るのを忘れる。。。
せっせせっせと冬篭りの支度を始めるリスのように、給食袋を溜め込み続けて6年間を費やしてしまいました・・・orz
教訓としては、「ストックするにも限度が大事」だと言うわけです。
我が家の場合は一事が万事こんな調子で、常に「転ばぬ先の杖」の私と、「ママに全てお任せ」の娘と言う構図でした。
この構図はせいぜい低学年までで卒業し、中学年、高学年になっていく内に段々娘主体にシフトチェンジすべきだったのに、なんだか気付けばいつの間にか小学校を卒業してしまっていましたね。。。orz
そんなわけで我が子の自主性はほとんど育たず・・・。
あぁ、失敗してしまったなと痛感いたしました><
ノートでも鉛筆でも何でも。
とりあえず1個か2個予備を用意して、ストックから出したら、
「ストックがありません」
と報告する方式にすれば良かったかなと今更思っています。。。。
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まとめ
転ばぬ先の杖はとても大切な事ですが、子供の教育においては、私みたいに何でもやり過ぎるのはあまり良くない事かも知れません・苦笑。
ある程度放っておいても子供はしっかり育つのだと思います。
自分で目一杯な時まで、何でもお世話するのが親として良い方法だとは限らない。。。
我が家はまさにその教訓を実体験で味わってしまいました・苦笑。
娘の自立心がいつ育つのかはわかりませんが、責任を取って、長い目で見てやろうと思います・苦笑。
予防策が講じられる方は、ぜひこんな一例がある事を頭の隅っこに入れておいて下さると嬉しいです。
力強いシングルマザーさんが沢山居ますよ^^ ↓
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