母子家庭の奮闘

母子家庭を否定するつもりはないけれど

投稿日:30/05/2017 更新日:

シングルマザーRoroのブログへようこそ!

 

 

このタイトルのような台詞。

実はふと交わした会話の中にあった一言です。

 

これ多分、世の中の大多数の評価なんじゃないかなと私は思っています。

 

 

 

そのママさんの悩みと言うのが、
「素行の気になる娘の友達と娘の関係」
といった類のもので、素行云々を考える時に一番フォーカスが当たる所を端的に述べた台詞なんだと思うんです。

 

つまるところ彼女は結局、母子家庭も共働きも否定はしない。
けれど、子供に目が届いているのかいないのかと言う事はしっかり気にしている、そういう事なんだと思います。

 

 

Sponsored Link



 

例えば我が子が問題を起こした時に絶対に言われるであろう言葉が、
「あそこは母子家庭だから・・・」
と言う事だと思うんです。

 

母子家庭=親は必死で子供の事まで細かく目が行き届かない

と言う構図ですね。

それが共働きなら、
共働き=両親忙しくて子供に目が行き届かない
だし、多子家庭なら、
子供が沢山=一人一人に目が行き届かない
という言われえぬ中傷を受ける。

 

この中傷は勿論真実ではありません。

両親揃っていて母親が専業主婦だって、問題を起こす時は起こすものですもんね。

 

でも世の中はそういうことはこの際どこか遠い彼方に放り投げて、そういう原因があるからこういう問題を起こすんだよね、と締めくくりたくなる。

 

 

だから。

安易に離婚を決める人はあまりいないと思うんだけど、自分だけじゃなく、子供がそういう不当な扱いを受ける事があるということを考えてみて欲しいとちょっと思いました。

 

 

Sponsored Link



 

私が離婚をした時に、親が離婚している友達が
「就職活動で片親であるということに変な目を向けた面接官がいた」
と教えてくれた事がありました。

 

世の中そういう差別は法律で禁止されているけれど、ひっそりとした水面下にはそういうことがある、という事実もシンママさん達は知っておかなくちゃいけないんだと私は思う。

 

そして、どんな理由で離婚するにしろ、それを受け止める覚悟、子供にそれを強いる覚悟を示さなくてはいけないんだと思ったのです。

 

 

 

ちなみに表題の台詞を放ったママさんは、
「Roroちゃん家族みたいに、私がちゃんとそのご家庭をわかっていればまた違うんだけどね・・・」
とも付け加えてくれました。

それはきっと私が母子家庭であることへのフォローが半分なんだろうけど、それを聞いて、誤解を受けやすい家族構成であるからこそどんどん外に出て自分達を知って貰う努力って必要なんだなって感じました。

 

特に母子家庭は仕事が忙しかったりでそれどころじゃない人も沢山だと思うんです。

その孤独の中で、群れるのがキライとか、無理して人に合わせるのがキライとか、関わらない理由なんていくらでも作れるけど。

でも、
「うちはこんな家庭です」
っていうのを知って貰っておく事は自分達がもうちょっと肩肘張らずに生活が出来るようになる為にはとても大切な事だと思います。

 

 

だから。
出来る時には出来るだけ!
をモットーに、
私は少しずつマイペースに外に出るのです。

 

 

もしも近い将来、娘が何か問題を起こした時。
「ほら、あそこは母子家庭だから・・・」
というママさんが一人でも減ってくれてたら嬉しい。

「いつも頑張ってるのにね。いつか娘さんもわかってくれるといいね」
って言ってくれるママさんが一人でも居てくれたらいいなぁ。

 

Sponsored Link



にほんブログ村 子育てブログ シングルマザー育児へ
にほんブログ村

人気ブログランキング

-母子家庭の奮闘
-, , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

デキる女になる! 無資格でも妙齢でも欲しがられる人材になるHow to講座

デキる女! と聞いて何を連想しますか?   バリバリのキャリアウーマン? 弁護士、薬剤師などのハイスペックな有資格者でしょうか??     残念ながら私は、そんな人には逆 …

フルタイムワーカー&シングルマザーがどうやって専業主婦とお近づきになるか

みなさんこんにちは、Roroです。   日中フルで仕事していると、なかなかママ友さんって出来ないですよね。   「どうせ話も合わないだろうし、正直ママ友なんていなくてもいいわ! 」 …

就職活動でシングルマザーが有利になる戦術

実は転職活動をしています。 現職は正社員4年半目。 しがない零細企業の経理です。 大した資格もない、 高卒、 34歳のシングルマザー。 世間的に考えると得策でない事は一目瞭然。 沢山の人に反対をされま …

好感度を上げる必需品! 「うめめの法則」

転職を決意して人材派遣会社に登録をしました。 →(シングルマザーが正社員狙いの就職活動をするにあたり、派遣登録をするメリット) おかげさまで少し前に転職活動は終了しているのですが、そこで1つ思った事が …

虐待は特別なことじゃない、ありふれた生活の延長線上に潜むこと

虐待は悪い事ですか?   これには「はい」と答えるしかありません。 子供の生命の安全と、人権の尊重の為に。 「虐待」を容認してはいけないのだと私は思います。     だけ …

【管理人Roroはこんな人】


人間死ぬ気になればなんとかなるさ! と決意して離婚。 気付いたらドタバタで10年!Σ( ̄□ ̄;) 離婚してからの波乱万丈、苦しくも楽しかった日々と生活の知恵、それからシングルマザーとして生き抜く為のノウハウを、ファイナンシャルプランナー資格を持ったRoroが綴ります。



Instagram

カテゴリー