娘のこと

気持ち悪い

投稿日:26/03/2017 更新日:

てんで言うことを聞かない。

少し前のRoroは、
子供に対してそういらいらしていました。

でも最近、
そうじゃないかもしれないと気付きました。

 

子供の年齢は、世の中の良い悪いを知らない年ではありません。

何をしたら怒られ、
何をしたら褒められるかを、子供は知っている。

 

そう。
知った上で動いているんです。

 

言ったことをやらないのは、
子供がそれを出来ないからではない。
子供がそれを望まないから。

それをした方が良いことを知っているけど、
それをしたくない気持ちを抱えているという事なんですよね。

そのハザマで、
子供は思い、自身と相談し、葛藤し、
出た答えと行動に、たまに自己嫌悪する。

 

 

ある日、
家に帰ると子供は不在で、リビングのゴミ箱が倒れていました。

想像に難くありません。
何かの拍子に蹴っ飛ばしてしまいそのままにしたのでしょう。
もしかしたら急いでいて足が当たってしまったかもしれません。

 

Roroはゴミ箱をそのままにして、
帰宅した子供に、
「あのね、こんな風に倒れていたら、ママは悲しいよ」
と言いました。

子供は
「ごめんなさい」
と言いながら、
そのゴミ箱を元に戻しました。

「ママに謝っても仕方ないから、ゴミ箱に言ってあげてね」
と言うと、子供はゴミ箱に、
「ごめんね」
と言いました。

 

「いいよ。でもボクはキミと仲良くしていたいよ。倒されてそのままにされると心が痛いよ」
と声音を変えてRoroは答えました。

すると、子供は顔をクシャッとさせて、ポロポロと泣くではありませんか!!

 

「ごめんねぇ・・・」

 

 

 

泣いちゃった!!
∑(゜ロ゜ノ)ノ

 

あぁそっか。
子供は今、こんなにも感じやすいのか。

こんな多感な時期に、
ガミガミと鋭い言葉を乱暴に投げつけられたら、
子供の心の扉はどんどんと重く開かないもになっていくだろうとRoroは思いました。

ぎゅぅっと抱きしめてやると、
「なんだか気持ち悪い・・・」
と呟いた。

 

「具合悪いの? 風邪? 」
と聞くと、
子供は首を振って、
「違うの。心がモヤッとするの。なんだか気持ち悪い」
と。

 

 

そういう時期ですね。

ゴミ箱を蹴飛ばしたのは自分なのに、
身勝手に傷ついて涙が出る、
本当に自分勝手なこの時期。

とげとげしているハリネズミの子供の心。

 

それでもいいよって、
言ってあげられる親でいたいなぁと思います。

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