離婚した時、Roroはあることを決めました。
それは、
「パパの悪口を絶対に言わないこと」
子供にとってはママもパパも自分の大切な親であり、事情があって一緒に住めないのは致し方ないとしても、その人となりを肌で感じることが出来ない環境下で一方的に相手の欠点をあげつらえていくのはなんだかはフェアではないような気がしたのです。
以来、Roroはそれを忠実に守り、パパの人柄の良さ、パパが発した子供への想いなどを中心に、なるべくプラスイメージを持てるようなお話をし続けていったのです。
それは、割りとうまくいっていました。
ついこの前までは、、、、。
記憶にないパパに凄く似た部分・・・血って恐ろしい
さて、子供もすくすくと成長し、子育ても終盤戦へと差し掛かりました。
おかげで様で子供はとっても良い子に育っています^^
(親ばかです・笑)
が、最近になって少し気になることも出てきました。
そこが問題。。。
実はその「気になること」が、元旦那さんに対して私が「イヤだな」と思っていた事と全く同じ部分なんです。
ほんの些細な事ならRoroもそこまで目くじらを立てたりはしないのですが、元旦那さんはその部分のせいで人生を大きく変えなくてはいけないハメになってしまった経験があるんですよ。
そこで死ぬほどに辛い目に遭い、苦しい思いを沢山してどうにか軌道修正を図りましたが、それについての禍根は未だに抱えていると思います。
だから、それについてもしもそこにパパが存在していたら、Roroは絶対にパパのその話をしていたと思います。
(というより、パパが自分で話して注意を促してくれたような気もします)
でも残念ながら、子供の目の前にパパはいない。
子供は、その自分の欠点がそんな大きな事態になって人生を覆してしまうかもしれない結果になる事も、そうなった人間がめちゃくちゃ近くにいることも知らない。
このまま放置していて良いのでしょうか。
勿論、
「子供の人生なんだから親が口出すべきじゃない」
とは思います。
でもきっと、そこって私が【離婚】をしていなければその情報が欠ける事はなかったんですよね?
そう考えると「子供の人生! 」と放置しておくのは無責任な気もして・・・。
目の前に居ない子供にとっての大事なパパの欠点をあげつらえるべきか、そのまま「子供の人生」と子供に委ねてみるか、随分と悩みました。。。。
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悪口ってなんだろう
随分と悩みましたが、Roroは子供に話す事にしました。
どうしてもパパの短所を突かなくてはいけないので子供がどう思うか凄く心配でしたが、言葉を選んでばかりいては真意も伝わらないので正直に話すのが一番かなと思い至りました。
「ママはパパが嫌いだと思う? 」
最初にそう尋ねました。
子供はきょとんとして、
「嫌いじゃないでしょ? 」
と返してきました。
離婚したのだから、少なからず「一緒にはいられない」と思うに至ったわけですが、子供の唯一の「パパ」と「ママ」が嫌い合っているとは思って欲しくなかったので(実際今は好きとか嫌いではなく、お互いどうでもいい、が正しいと思います・笑)、そう言ってくれてホッとしました。
それから、正直に話しました。
パパの記憶がないかもしれないけど、Roroは子供の中に色々「あぁ、パパに似ているな」って思う部分が沢山あること。
ママに似ないで良かったな、この部分はパパに似て欲しいなって思っていたりしていた部分があること。
その中で、
「これだけはパパに似ないで欲しいな」
と思った部分があること。
そしてその部分が、やっぱりパパに似ていること。
パパはその部分のせいで凄く苦労したから、出来ればあなたには今からその部分を気をつけて欲しいと思っていること。
パパがそういう道を辿ったと考えると、あなたは他の人よりも少しだけその道に進みやすいかもしれないなってママは思っていること。
最後に、ママがパパの悪口を言ったと思っちゃうんじゃないかと凄く心配していることも伝えました。
ママはあなたの唯一のパパを悪く言いたくはないと伝えると、子供は笑って、
「わかってるよ」
と言ってくれました。
黙って聞いていた我が子は、
「わかったよ。気をつけるね」
と言ってくれました。
胸中ではどう思っているのか、推測するしかないですが、素直に受け止めていてくれる事を願います。
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まとめ
最後に、
「ママがわたしのパパを悪く言わないように気を遣っているのも(実は)知ってるし、今は嫌いとか悪いと思っていないことも多分わかってるよ」
と我が子は言いました。
ちょっとびっくり。
実は我が子は私が思っている以上に大人なのかも知れず、思いがけずそれに気付けた部分も含めればきちんと話せて良かったなと思いました。
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