これは、貧乏母子家庭である私、Roroが四苦八苦して中古マンションを購入した体験記です。
最初から読みたい方はコチラからどうぞ。
Sponsored Link
マイホームの物件価値、管理費修繕積立金
さて、話は元に戻します。
不動産屋さんOさんに提案された500万高いマンション。
「申し込みしてみますか? 」
と聞かれましたが、私は即断できませんでした。
そこは築年数、物件の立地は申し分ありません。
ファミリータイプのマンションでしたから、占有面積も勿論十分にありました。
でも、管理費修繕積立金が自分の想定範囲より遥かに高かったんですよね。
月負担額に換算して、自分の想定より1万円程高い所でした。
管理費と修繕積立金はマンションを購入しようとすればどうしてもかかってきてしまうコストだと思います。
それは理解しています。
そして、その諸費用は、築年数が経てば経つほど上がっていくもの。
事実、以前申し込みまでしてキャンセルした新築マンションは、管理費修繕積立金合わせても1万ちょっとというかなり抑えられた金額でした。
新築ですから、修繕積立金の金額が中古マンションに比べて遥かに安いのです。
が、それも築年数20年を越えていくと、大体2万前後。。。
しかし、その提案されたマンションは、なんと3万以上かかるところでした。
理由はあるのです。
そのマンションは、マンション規模が小さかった。
つまり、総個数の少ないマンションだと、管理費も修繕積立金も折半する世帯が少なくなるので、一世帯当たりの負担額が増えると言うことなんです。
総個数が少ないからといって、外壁や建物構造に大きな差があるわけではないから、それは致し方ない。
シングルマザー世帯が独立して生活すると、家賃光熱費の観点で一般世帯よりも不経済(家賃や光熱費の基本料などは何人暮らしだろうと一律にかかるので)と言うことと似たような話だと思います。
なので、そのマンション、私はその管理費修繕積立金が相場よりも高いことがかなり気になりました。
マンション価格が高いとか低いとかは、一過性の話です。
それを払いきるローンが通るか通らないか。
毎月払う支払い額がどれくらいになるか。
考えるべきはそこなのですが、管理費修繕積立金は、言わば未知数。
払いきれば終わりというものでもないし、その金額が固定されているかと言えばそうでもない。
必要な修繕費に合わせて上がっていくし、どれ位上がるのかは築年数50年以上のマンションが日本にはそうそうないことからはかりしれるものではないのです。
だとしたら、今の時点で管理費修繕積立金の金額を無理すべきではない、、、?
私はその中古マンション、一旦保留に致しました。
最上階角部屋、大きな道路にも面していない、言わば物件価値のとても高い部屋ということらしいのですが、、、ね。
不動産屋さんOさんとはそれ以上話すことがなく、また気になる物件がありましたらご連絡しますと言うことになりました。
また止まる事になり、毎週物件情報をチェックする日々になりました。
見つけた!
そして、その1週間か2週間後。
いつものように私がネット情報をさらっている時に、1つの物件が目に留まったのです。
「新着」と書かれたその物件。
そこは目をつけていたマンションの1つで、築年数も間取りも申し分ない。
しかも値段もそのマンションが常々売りに出している価格よりも遥かに安い!
(この2年、毎週チェックしていたので、どのマンションのどの部屋が大体いくら位で売りに出されたかを把握していました)
私はすぐに内見しようと思いました。
が、ネットで広告を出しているのは不動産屋さんOさんの所とは別の不動産屋さん。
広告を出している不動産屋さんと、不動産屋さんOさん。
どちらに連絡を取るべきだったでしょう?
実はこのマンションが私の今住んでいるマンションなのです。
この選択が私の人生を大きく変えることになったのでした。
続編を更新しました→(【シングルマザーのマンション購入記・31】マイホームを手に入れるには、スピードが勝負の決め手!)
最初から読む→(【シングルマザーのマンション購入記・1】年収がびっくりする程低いのに、「買おう! 」と決意した話)
力強いシングルママさんが沢山居ますよ^^ ↓