12月になりましたね。
来年度、小学校に入学されるご家庭は忙しい1年だったのではないかなと思います。
幼稚園や保育園の卒園準備、思い出作り。
並行してランドセル選び、学校の保護者説明会、入学時健診、学用品や体操着の購入などなど。。。。
共働き世帯やシングル世帯は学童や放課後クラブなどへの手配もありますし、まさに目も回る忙しさだった記憶が私の中にもしっかりと残っています・・・。
さて、そんなご家庭へ、更に意地悪な質問!
お子様のお勉強に対する新学期の準備はお済みでしょうか??
前回書かせて貰った小一の壁とはまた違う種類の壁について、今回は書こうかなって思います。
(前回の記事はコチラ→「小1の壁」をぶち壊せ! 今から我が子と考えたい3つの対策 ~安全面編~)
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この時代「学校に入ってから・・・」ではもう遅い?
地域性もありますが、最近は
「入学までに読み書きと簡単な計算が出来るようになっておくといいですね」
と言うのが1つの目安になっているみたいです。
勿論それが出来ていなければ入学出来ないと言うこともないですし、学校に入ったら急に読み書きをすっ飛ばして漢字から入る公立小学校があると聞いたことはありませんので、まぁ別に出来なくてもそんなに焦る必要はないと思います。
とはいえ「そういうことが出来る子」と「まだ出来ていない子」が一斉にヨーイドン! で学校の授業が始まるわけですので、出来ていない子は出来ている子に圧倒される要素を持つ可能性は有り得ます。
そういう事がまるっきり気にならない子も一定数存在しますが、大半はそういう事が少なからず心の片隅に残るもの。
「どうせやっても○○ちゃんにはかなわない」
なんていわせない為にも出来る事は出来るだけやっておきたいものです。
じゃぁ何?
小さい頃から公文に行かせればいいの?
お勉強を小さいうちから強いれば劣等感がない子になるの?
いいえ。
私が言いたい事はそういう事ではありません。
私は早期教育には反対の立場を取っていますので、娘も年長さんの今頃まではワークもドリルも開いた事はありませんでした。
その代わり、3つの事だけはしっかりと守らせていたんです。
それは・・・次の章に書きますね。
ステップ1 何よりの基本はまず、話が聞けること!
娘が入学する際に私が何より気をつけたこと。
それは「ちゃんと話を聞こうとする姿勢を持てるかどうか」と言うことでした。
人が何かを習う際の基本はとにかく「人の言葉を理解する」と言うこと。
スイミングやスポーツクラブのように身振り手振り、その人の身体いっぱいで表現してくれるようなものならともかく、「授業」と言う言葉と目で理解を求めるものをこれから習っていく娘には、何より「耳で聞いた言葉を理解しよう」と言う気持ちが大事だと思ったのです。
45分間、静かに座っている事が出来るか。
人が話す言葉を理解しようと思う気持ちを持てるかどうか。
読み書きそろばんが出来る事よりまず、そこを練習しました。
ご飯を食べる時間を決めて、その時間はテレビを見ずに食べる事に専念できるか。
「靴をキレイにそろえようね」と言われたら、ちゃんと玄関に言って靴を確認できるかどうか。
そこが出来れば、わからないことをわかるようにする力は自然と身に付きます。
それが出来れば、読み書きと簡単な足し算が出来ないまま小学校に入っても、すぐに身につくでしょう。
だからまず、そこから。
ドリルやワークを与えるのではなく、まずはそこから始めてみて欲しいと思います。
今から始めても入学までは4ヶ月。
少しずつ出来る様になると思います^^
それだけで入学になっても、きっちり「それだけ」出来れば大丈夫だと私は思います!
それだけ、そのステップ1は重要だと思って下さいね♪
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ステップ2 ワークがなくても学ぶ事は出来る
ステップ1が出来る様になったら・・・??
読み書き足し算をやり始めて下さい。
「どの教材がいいの? 」
なんて、まだワークやドリルは必要ありません。
例えばお手紙を書く事が好きな子や本を読むことが好きな子は、既に字が書けたり読めたりしている可能性が非常に高いです。
そんな子に、ドリルの1番最初からやらせる必要なんてないからです。
「あ」が書けて、書き順を知っている子に「あ」の1行練習は必要ない。
まずは我が子がどの程度読み書き足し算が出来るか、確認してみて下さい。
そして半分以上の文字を読み書きできる子は、特に市販の教材をやらせる必要はないと思います。
50音の表をトイレやリビングに貼ってあげ、時折確認をしてあげるだけで良いでしょう。
余った時間で足し算の先の引き算や漢字を習える教材を用意してあげて下さい。
足し算についても同様です。
大方の子は「1+2=3」と言う数式を知らないだけで、
「キャンディが2つあって、おばあちゃんが1つくれたら全部でいくつになった? 」
と尋ねると「3つ」と答えられます。
それを「数式」と言う数字の羅列と結びつけてあげればいい。
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我が子が使ったのはこちらのドリル。
「たしざん」のほかに「ひきざん」や「すう・りょう・ずけい」なんかもあります。
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1年生のすう・りょう・ずけい改訂3版 (くもんの小学ドリル算数数・量・図形) 価格:669円 |
同じシリーズで「入学まえの・・・」と言ったグレードのドリルもあるのですが、別にそちらを使用する必要はありません。
1年生用でも十分幼稚園児でも出来るものになっています。
子供自身も、
「幼稚園児用のドリルをやっている」
と思うより、
「1年生のドリルをやっている」
と思う方が誇らしく思うみたいで、好んでやっていましたよ^^
そんなわけでうちは読み書きについては特にドリルを使用せず、算数だけは数式の記号を覚える為に公文のドリルを使用しました。
「足し算」だけなら3ヶ月もあれば全て終了する程度の量ですし、反復練習が出来る公文は低学年の頃にはかなり力になってくれるドリルです。
我が子はこのドリルを毎年、1学年上のを終わらせるのを日課にしていました。
(1年生になったら2年生のドリルを始める、と言った具合です)
ステップ3 勉強は大切! と、しっかり教えておく
最後のステップです。
以前記事にもしましたが、勉強は生きていく上でとても大切なものだと私は思っています。
(以前の記事はコチラ→頭の良い子に育てる! コスト0円で出来るベストな声掛けタイミングとは?!)
勿論、勉強よりもっと大切なものは世の中に沢山あるでしょう。
私もそう思っています。
でも、それがありさえすれば勉強なんか大事じゃないんだと言う事にはなりません。
勉強は「いつかやりたい事を見つけた時に、そのやりたい事を叶えてくれる可能性を上げてくれる」ツールの1つ。
大事にしていくに越した事はありません。
小学校に入学すると言う事は、これから16年間続く「勉強の道」をスタートさせると言う事。
小学校6年間、中学校3年間、高校3年間。
そして人によっては大学4年間。
そんなに長い間、勉強するのです。
そのスタートラインなのです。
ぜひ良いスタートを切れるよう、そして途中で息切れして意味が見出せなくならないよう、「大切なものだよ」と言う認識付けをしてあげて下さい。
自らが考え、問い、「必要ない」と答えを出すまでは、勉強の意義をしっかり植えつけてあげてくれる事を願います。
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まとめ
なんだか長くなってしまいました。
おさらいです。
ステップ1 人の話をしっかり聞けるよう練習する
ステップ2 生活の中で読み書き計算力を鍛える
ステップ3 勉強を大切なものだと認識して貰う
この3つ。
入学までの4ヶ月。
ぜひ習得して貰えたらいいなって思います♪
力強いシングルマザーさんが沢山居ますよ^^ ↓
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