離婚の迷路

経済的DVって何だか知っていますか?

投稿日:20/12/2016 更新日:

生活費を渡して貰えないことは立派に「DV」の1つなんだそうです。

「経済的DV」と言うそうですよ。

 

Roroはお恥ずかしながら、この言葉をつい最近知りました。

 

 

 

どうしてこんな事を書くかって言うとですね。

私達の離婚の行動的な経緯は、まず何よりも第一に、

【旦那さんがある日突然出て行く】

と言うものだったからです。

 

出て行くよりも以前、何ヶ月間かは旦那さんから一切の生活費を貰えずにいました。

 

 

Roroは当時2歳の子供を保育ママに預け、その保育時間で働ける短時間勤務のお仕事をしていました。

派遣社員ですね。

お給料は月に12万円あるかないか位です。

 

 

家賃、光熱費、食費、保育代・・・・

色々節約を重ねても、到底足りる金額ではありません。

 

特にRoroの場合、ファミリー世帯で住むマンションの家賃が物凄く家計を圧迫していました。

 

 

そんな家賃に対し旦那さんは、

「もう出ていくから」

という一方的な理由で数ヶ月前から払わなくなっていたんです。

(解約の手続きも何もしてない状態です)

 

 

唯一旦那さん名義の通帳に口座引落をしていた光熱費等はそこから引き落とされていましたが、

(それもいつばれて止められるかわからず、戦々恐々としました)

それ以外は全てRoroが払わなくてはなりません。

 

 

「出ていくから」と払わなくなった家賃は結局、保証人になっていたRoroの父の元へ請求され、最終的にRoroが払うしかなくなりました。

 

ただでさえなけなしだった貯金が、あっと言う間になくなりました。

なくなっただけならまだしも、引っ越すだけの貯金もすでになく、身動きが取れないままにあっという間に督促が山のように来ました。

 

 

その時旦那さんは実家に帰ってしまったまま、音信不通でした。

 

 

 

 

・・・・今思い返せば、よくこの状況を乗り切ったと思います。

実家に経済的なものを頼ることも抵抗感があって出来ず、逆に随分と人様に迷惑もかけました。

 

 

が、結局の所、自己破産もせず、借金の記録も作らず、よくぞうまく切り抜けたなぁと思います。

この辺の切り抜け方は↓こちらの記事を参考にしてみて下さい。

→(お金がない! を切り抜けろ

→(学資保険をうまく使う! 少ないお金で出来るリスク回避マネジメント2!

 

 

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渦中の当時は必死でこれがどんな状況なのかと客観的に考える事なんてありませんでしたけれど、結局の所、これって「DV」の一種だったんですね。

 

まぁ、知った所で今更どうしようもないですけど><

 

 

当時の旦那さんは電話をしても繋がらないし、他に旦那さんと接点のある人は周囲に誰も居らず仲を取り持ってくれるような活路はありませんでした。

Roroは保育時間ギリギリまで仕事してるし、まさかまだ小さい子供を抱えて夜遅くに修羅場を繰り広げに遠路はるばる押し掛ける事も出来ません。

 

 

子供は小さいし、欲しいのは「明日生きていく為のお金」なのに、裁判も調停も話し合うのに何ヶ月もかかってしまう。。。

その間の生活費は当然貰えません。

頼みの綱の子供手当さえも、世帯主だった「出て行った旦那」の口座に振り込まれ、離婚していないから母子家庭手当てだって貰えない。

 

本当に追い詰められました。。。

 

 

 

 

同じ想いをしている人が、今どれ位いるんだろうか。。。。

なんだか、とても気になります。

やるせない理不尽と戦っている人は、当時のRoroだけでは決してないはず。

 

 

 

とりあえず、そういう状況も「DV」の一種で、DVとは単に殴られたり精神的に嫌なことを言われて追い詰められる事だけではない事をもっと沢山の人に知って貰えたらと思います。

生活費を貰えないという状況は、立派にDV。

少しでも今受けている境遇が「不当」であると気付いてくれる人が多くなりますように。

 

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執筆者:


  1. ringomama より:

    こんばんは。
    全く同じ状況で、思わずコメントしてしまいました。
    去年の6月に元旦那が出て行き、実家の親が匿い、音信不通になりました。
    子供は当時1歳半、わたしは時短勤務で仕事していたから良かったですが、先日やっと、裁判による判決が出て離婚成立しました。調停にも応じず、子供の心配ひとつしない元旦那と、それを匿う義父母に、息子の命を何だと思っているのかと怒りや悲しみ、やり切れない思いがいっぱいでした。
    当然、判決で確定した慰謝料も養育費も貰えていません。あらゆる手は尽くしましたが、やればやるほど弁護士費用が嵩むだけ、家庭裁判の効力とはこの程度のものなのかと、やるせない気持ちです。
    子供が出来てからずっと、元旦那の怠惰な性格に翻弄され、切迫流産・切迫早産になり、義父母からは疎まれ、心をすり減らして生きてきたと、今振り返ってそう思います。子供をそんな環境下に置きたくない、そんな人間にしたくないと、離婚を決意したのは自分。お金以上に大切な、守るべき存在を守ることが私の役割だから、もう養育費などには、期待していません。もちろん、子どもの権利なので時効前には裁判起こすつもりですが、今は子どもとの幸せな時間を築きたいと思っています。
    旧姓に戻すことがやっとできたので、私もマイホーム購入を考えています。
    金利のことなどRoroさんのブログ、とても参考になりますし、励みになります。私も頑張ります。

    • tokipaparoro より:

      ringomamaさん

      こんばんは^^ コメントありがとうございました!!
      私がブログをやっている理由の1つに同じような経験をされた方と交流しお話をしたいと言うのがあるので、
      コメントを頂けると凄く嬉しいですし励みになります。
      勇気を出してご自分のお話をコメント下さり、本当にありがとうございました。

      そしてringomamaさんも、お疲れ様でした。
      大変な思いを沢山されたようですが、晴れて離婚成立と伺い、ホッとしました^^
      折り合いのつかない部分も多々あれど、後は自分がより良いと思う道に真っ直ぐ突き進むだけ!
      どうぞお子さんとの幸せな時間を沢山沢山満喫して下さいね♪
      私もブログでは精一杯見栄を張っていますが、いつも四苦八苦髪の毛振り乱してます・笑。
      ぜひ一緒に頑張りましょう!

      拙いブログで恐縮ですが、ぜひまた遊びに来て下さるとうれしいです♪

      Roro

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