今日は少しだけ難しいお話です。
でも絶対この言葉をマスターしておいた方がいい!!
そんな言葉。
ぜひ頑張って!
少し無理をしてでも!!
なんとなぁーくでも!!!
わかってくれたら良いなと思います。
そんな「所得」と言う言葉のお話です。
「所得」って知っていますか?
年収、とか給料、とか自分の働いたお金を指す言葉は色々あるけれど、私的に一番気にして欲しい言葉がこの「所得」と言う言葉なんです。
この「所得」。
児童扶養手当や保育園の保育料、就学援助や色々な場面に使われています。
自分が一体どの位置にいるのかを知ることは、結果的に自分の家庭を守る事に繋がります。
ひとまず大体の概要がわかる人になっておきましょう。
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色んな場面で出てくる、「所得」の計算の仕方
まずは小難しい国税庁のHPから。
最も多いであろう給与所得者の所得についての説明文です。
→(https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1400.htm)
ようはね、自分が250万稼いだとしたら、250万円は「収入」と言う言葉で表される。
その250万円から税務署が定めたある一定金額を差し引いた金額を「所得」として表すんです。
源泉徴収票で見るなら、↑の部分ですね。
この金額のいかんで、自分の保育園料だったり就学援助額が決められていきます。
児童扶養手当はこの金額に養育費などを貰っている場合はその年間養育費の8割を加算して所得とみなします。
ここまでは大丈夫でしょうか。
じゃぁ、これがわかるとどんなメリットがあるの???
それを以下に示します。
「所得」がわかれば、将来を通じたライフプランを立てやすくなる
私がシングルマザーになって不安を覚えた事の中の1つに、
「ライフプランの不透明さ」
というものがあります。
「今は手当を含めてこれ位の生活が出来ているけど、今の収入だと来年はどれ位の手当になるんだろう?? 」
とか、
「来年の就学援助は貰えるんだろうか? 」
とか。
直前になって届く支給通知だけで数年後のライフプランを立てるなんて難易度が高くないですか?
私には無理でした。
だから、毎年悶々としたんです。
来年はやっていけるだろうか。
何か困った事にならないだろうか。
そう考えると安易に何かを買う事が出来なくなります。
例えば小さな話かもしれませんが、小学校3年生から習字の授業が始まるとの事で、習字道具を購入する必要がありました。
娘の友達はみんなきらきらでゴテゴテな可愛い(=高い)ものをチョイス。
「おそろいにしよーよ! 」
と言われても、プレーンなものの方が安いと知っている私は簡単に頷けません><
数年先に娘にもっとお金がかかるようになって、今この習字道具を買ってあげた事を後悔する日が来るんじゃないか・・・?
なんてね。
一般世帯とは違って特別に配慮して貰っている分際で他世帯と同じ高いやつを買いたいなんて贅沢だ!!!
そう思いますか?
そう言われたら、本当にごめんなさいとしか言えません。
でも、シングルマザーで貧困世帯ですけど、親としては習字道具をお友達とお揃いにしてあげたいと思ってしまいました。
我慢して欲しくないです。
一人だけ超ハイスペックな習字道具にする気なんてないですけど、せめて近しい子と同じものを持つ楽しみ位は持たせてやりたいかなと思ってしまいました。
勿論、
「貰って当たり前」
だなんて思っていないし、感謝もしています。
だからこそ、その場で習字道具へ少し贅沢な投資をして良いかどうか、数年先を見通したライフプランを立てやすくする必要がありました。
だって、不透明だからってリスク回避の為に娘に何の還元もせずに貯め続けて娘が成人したら、それこそ私の為の「児童扶養手当」になっちゃうじゃないですか。
それこそ一番間違った遣い方だと思います。
その為に、来年自分はどれ位の収入になるから、どれ位の所得になる。
今年一年の積立で娘の進学費用がどれ位増えたから、今年の娘にはどれ位かけてあげても大丈夫かな。
そんな風に考えていける目安があると、シングルマザー世帯としてより安定していくのではないかなと思いました。
特に小学校入学や中学校入学の年は、学用品の購入や一時的な出費がかさんでいきます。
うちも今年はその節目ですね。
来年度の就学援助が受けられるかどうか、大体どれ位の基準で考えていけば良いかの目安を今から目算できると今後の事も考えやすくなっていくと思います。
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どれ位収入が上がったら「児童扶養手当が停止になるのか」予測をつけて、覚悟が出来る
ここからは順調にシングルマザーとしての人生を確立し、所得制限を超える方へのお話です。
それだけ頑張って、より一般世帯と対等に渡り合える力をつけたと言う事ですので、誇って良い事だと私は思っています。
けれど、人にもよりますが就学援助で免除されている給食費や支給されている学用品費の総合計、それから児童扶養手当を合算すると結構な金額になることは間違いありません。
もしも千円でもその所得制限を超えれば、年間で数十万の収入が減る事になる。
それは、とても大きな事だと思います。
算段を充分に取って、大きく踏み切って超えられる努力をしてくれる事を望みます。
配偶者扶養控除を利用している人は控除枠に収まる為に自身の収入を調整する事もありますし、例えば数千円程度の話で調整が出来るなら、私はそこはしてもバチは当たらないんじゃないかと思います。
来年度からバシッと超える収入を確保して下さい^^
そういう覚悟をしていく事が出来るのも、所得を知っているメリットだと思います。
とはいえ通常一般的なシングルマザーの世帯収入は200万円台と低く、所得制限を気にするのは大分先になりますね。
そういう人はお子さんの兼ね合いやご自身の体調、ライフステージに合わせてしっかりと基盤を築いていく事をオススメします。
児童扶養手当も就学援助も、いつか終わりが来ます。
貰えている間に次のライフステージを視野に入れ、お子さんが成人した後の生活も描けるように、頑張っていって欲しいです。
かくいう自分も来年は転職を検討しているので、偉そうな事は言えないんですけど・笑。
手当てだけに頼らない生活が少しでも出来るように頑張って生きたいと思います!
独善的な内容になってしまった気がしますが、シングルマザーのみんな、幸せな毎日を過ごしてくれたらいいなと思い、思い切って書く事にしたのでした。
ありがとうございました!
力強いシングルマザーさんが沢山居ますよ^^ ↓
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