娘のこと 母子家庭的教育論

全国統一中学生テストは受けるな?! 中学生の我が子に伝えたいことは小学生の我が子とは違うんだ! の巻き

投稿日:06/06/2019 更新日:

以前、こんな記事を書きました。

→(私が全国統一小学生テストをオススメする2つの理由! 例え中学受験に縁がなくても!!)

 

 

お手軽に受験できる全国規模の小学生テスト。

これを利用しない手はないよ、と言うような内容です。

 

 

 

でもじゃぁ、そのまま中学生になったら中学生版の全国統一中学生模試を受ければ良いか。

多分、名前からしても全国統一小学生テストの次は全国統一中学生テストだろうと思われるような気がしますが、その位置付けは微妙に違うような気がしたので改めて記事を書きたいと思いました。

 

全国統一中学生テスト(略して全統中テスト)を引き続き受けさせるかどうかはこれを読んでみて決めてください。

 

 

 

Sponsored Link


中学生は大海をイヤでも思い知る

全統小をおすすめした理由の一つに、

「中学受験をしない子でも、世の中こんなに難しい問題を解く同級生がいるんだと言うことを知る事ができる」

と言うものがありました。

 

 

 

小学生は塾で勉強でもしない限り、偏差値や入試問題に触れる機会はおいそれとありません。

中学受験をさせないなら尚更、親が意識して早い段階からその世界を覗き見させてやることは、子供の利益だと私は思っています。

 

 

 

 

ところが。

中学生は、親がそんな配慮をしなくてもその現実を知っています。

 

ほとんどの中学生は「受験」を意識せずに学校生活を送ることが不可能だからです。

それこそ、中学受験をして中高一貫校に入学したお子さんや、高校に行かないと言う選択肢を持ったお子さん位しか避けては通れないのではないでしょうか。

 

 

 

子供の通う中学は中学入学後に行われた最初の個人面談で、進路希望を聞いてきました。

近隣中に通うママさん達にリサーチした所によると、1年のうちからざっくりと進路を決める学校がほとんどでした。

 

 

 

 

つまりですよ。

このままの成績と生活態度なら、あなたは3年後の入試でこの高校に受かるでしょう。

又は、ここには入れないでしょう。

 

そういった事を突き付けられながら生活しているわけです。

 

 

世知辛いですよね涙。

 

そんな子達に、敢えて大海を教える必要がどこにある?

中学生になったら教えるべきは「大海」ではなく、「大海を泳ぐ方法」に切り替えるべきです。

 

 

 

Sponsored Link


ハードルは手が届く位置に

現実を知った中学生にしてあげたいこと。

 

今度は逆に、

「大海なんて大したことないよ! 」

と自信をつけてあげる事です。

 

 

苦手な徒競走で一緒に走る子が全員自分より遥かに早いと知っていたら、勝つ気で挑む事が出来ますか?

 

私には無理です、、、。

 

「どうせビリだろうけど、せめて精一杯走ろう」

なんて自分に言い訳しちゃいます。

 

 

 

小学生とは違い、ほとんどの子が受験と言うレースを意識させられてる中学生だからこそ、

「頑張れば自分もあの子を抜けるかもしれない! 」

そういう位置のハードルを用意してモチベーションを上げてやること。

 

 

それが何より大切じゃないかなと思います。

 

 

 

 

 

ところが、残念ながら全統中は巷でも難しいと評判の模試。

壁が分厚いことを知る為や、これからそこを目指してガツガツ勉強に勤しむという目的があれば別ですが、「大海を知る」という意味で言うなら適してはいません。

 

なので、受けさせる時は慎重になってくださいね。

 

 

 

 

受けるならどの模試?

じゃぁ中学生になったらどんな模試を受けさせたらいいの?

1年生や2年生の間は模試を受けなくてもいいのかな?

 

 

私の見解では、模試は受け続けるに越したことはないと思っています。

いざ受験学年になって模試を受け始めても、自分の偏差値の動向、成長率、勉強法の正解不正解、、、こういってものは1回や2回の模試結果でわかるわけはなく、過去何回かに渡ってのデータが大切です。

3年生になってから模試を受け始めると、段々自分の勉強スタイルがわかりつつある頃に本番がやってきてしまいます。

なので、可能なら模試は受け続けて欲しいと思います。

 

 

 

有料になってしまい恐縮ですが、一番初心者におすすめなのがVもぎです。

https://www.shinken.co.jp/vmogi/about

進路に応じて模試の種類が変わりますが、大体4600円程度です。

難易度も高くなく、学校の勉強の範囲で大多数を解くことが可能。

 

自信をつけるには最適です。

学校で扱われる模試もVもぎが多いそうですね。

 

 

さて。

 

Vもぎが最適過ぎて、

「受験なんて楽ショー! 」

なんて天狗になってしまいそうな人は、ワンランク上げて首都圏模試を。。。

https://www.waseda-ac.co.jp/special/metropolitan/sp/

 

 

首都圏模試は早稲田アカデミーが主催する模試ですが、受験者数を沢山獲得してより正確な偏差値を出したいが為に無料になっています。

ぶっちゃけVもぎより数段難しくなりますが、まだ模試にお金をかけたくないと思ってる人はここら辺から始めても良さそうです。

 

 

ちなみに一番難しいと噂されているのが駿台模試。

難関高校を目指す子のほとんどがこれを受けています。

ある程度自信がついたらチャレンジしてみると、大海は更に更に広いことを痛感できるかもしれません笑。

 

 

 

自分の住んでる地域が首都圏なので、首都圏をメインにした模試の紹介になってしまいましたが、全国各地の地域に根差した基本問題が主な模試は必ず存在します。

ぜひ探してみてくださいね。

 

 

 

Sponsored Link


まとめ

少子化が叫ばれて久しいですが、年々受験戦争は激化しています。

特に昨今、私立大学の定員厳格化に伴い、上位校の倍率は軒並み上がっています。

良い、人気のある大学は益々入りずらくなり、底辺校が人数不足で廃校、、、と言うような二極化が進んでいます。

 

 

より良い選択肢が我が子にとってどれなのか、勿論限りある我が子への教育費を最大限効果的に遣うためにどうすべきか。

考えるきっかけになってくれたらと思います(*^^*)

 

全国統一高校生テストについてはこちらでまとめています。

→(全統小、全統中ときて、今回全国統一高校生テストを受けた我が家の想い

 

 

 

力強いシングルママさんが沢山居ますよ^^ ↓

にほんブログ村 家族ブログ シングルママへ
にほんブログ村


シングルマザーランキング

 

-娘のこと, 母子家庭的教育論
-, , , , , , , , , ,

執筆者:


  1. メグ より:

    おはようございます。
    少子化が騒がれていますが、受験に関しては
    年々厳しい現実があるのですね。

    • tokipaparoro より:

      メグさんこんにちは^^
      コメントありがとうございます。
      多分、二極化が進んでいるんだと思います。
      どちらを選ぶのも選択肢の1つではあると思いますが、
      悔いのない選択が出来るよう働きかけをしていきたいと思います^^

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

気持ち悪い

てんで言うことを聞かない。 少し前のRoroは、 子供に対してそういらいらしていました。 でも最近、 そうじゃないかもしれないと気付きました。   子供の年齢は、世の中の良い悪いを知らない年 …

思春期反抗期娘を分析して思った、子育てとは○○である

絶賛思春期反抗期の娘にイライラし、抑えがたい怒りを持つ事が多くなったのですが、 「そもそも彼女の何にこんなに腹が立つのだろう?? 」 ある時ふとそう思いました。   だって、基本的に彼女は彼 …

シングルマザーと反抗期、思春期の娘は辛い>< の巻

ちょっと愚痴らせて下さいね。 今朝、12歳の娘と大ゲンカして家を出てきました。 思春期女子との戦いはコチラ↓にもありますので、よかったら読んでやって下さい>< (生きててごめんなさい、と娘からラインが …

知っておきたい契約解除! 私は子供に「大切な事は絶対に譲らない」事を教えたかった

去年の話ですが、子供が勝手にとある商品を契約しました。   インターネットのとあるサイト広告を見て、 「これなら自分でも買える金額だ! 」 と判断。   実際に親の介在抜きで購入が …

募金とは何か、を親子で問い続けた6年間のお話

夕飯の時、娘が言いました。 「ねぇママ、私さ、今年こそユニセフやろうと思うんだ。・・・ママは、どうする?? 」 って。   私は聞きました。 「あなたはいくらやるの?? 」 って。 &nbs …

【管理人Roroはこんな人】


人間死ぬ気になればなんとかなるさ! と決意して離婚。 気付いたらドタバタで10年!Σ( ̄□ ̄;) 離婚してからの波乱万丈、苦しくも楽しかった日々と生活の知恵、それからシングルマザーとして生き抜く為のノウハウを、ファイナンシャルプランナー資格を持ったRoroが綴ります。



Instagram

カテゴリー