これは、貧乏母子家庭である私、Roroが四苦八苦して中古マンションを購入した体験記です。
最初から読みたい方はコチラからどうぞ。
Sponsored Link
不動産屋さんRさんからの電話
「単刀直入に言います。物件、内覧されましたね? 」
不動産屋さんRさんは挨拶もそこそこにこう切り出しました。
「不動産業ってのは大体が繋がってるんですよ。物件の感触を聞こうと思って電話したら、内覧して考え中の方がいるって言うじゃないですか。個人情報なので詳しいことは教えては貰えませんが、大体の感触を聞いたらあなたに酷似していたのでぴんときました」
と言うのが不動産屋さんRさんのお話でした。
そして。
「私はこの物件に関しては手を引こうと思います。そちらで内覧されたのなら、購入はそちらでお願いします」
とも言われました。
なんだって(゜ロ゜)
確かに内覧はしました。
その点を後ろめたい思いがないと言えば嘘ですが、だからと言って
「もうやらない」
と言われてしまっては私の活路が絶たれます。
内覧をした不動産屋さんが住宅ローンを通してくれる見込みは恐らくないでしょう。
(そもそもその不動産屋さんから購入する気がなかったので住宅ローンや年収については全然話していませんでしたし、またいちから説明しなくてはいけないのも苦痛でした)
そんな状況で不動産屋さんRさんに手を引かれてしまうと言うことがどういうことか。
私は自分のしでかした過ちに恐れおののきました。
正直、手を引かれてしまう程の行為だとは思っていなかったのです。
私は誠心誠意謝罪しました。
他意はなかったこと。
内覧をしても、購入は不動産屋さんRさんからしようと思っていたこと。
一生懸命話しました。
でもやっぱり不動産屋さんRさんは不動産屋さんRさん。
実はそういう心情論か理由ではなかったのです。
不動産屋さんRさんはこう言ったのです。
「別に内覧を別不動産屋としたから怒っていっているわけではありません。内覧をしたのにこちらに案件を持ってきて購入となると、私の今後の仕事がやりにくくなるからです。先程も言いましたが、不動産屋は大体が繋がってるんですよ。だから、目立つことはしないに越したことがないと言うだけの話です。もしも申し訳ないとお思いなら、火災保険をぜひうちから契約してください」
ようは不動産屋さんRさんみたいな個人で経営されている方は、大手不動産屋さんに睨まれないようにする必要があると言うことで、私が大手不動産屋さんで内覧した物件を不動産屋さんRさんに持っていくと、不動産屋さんRさんがお客さんを横取りしたように思われる、、、と言うことみたいです。
それを聞いて、絶望は勿論なんですが、なんだか言い様のないモヤモヤが心の中に沸きました。
勿論、悪いのは私です。
変な遠慮なんてせず、ちゃんと不動産屋さんRさんに交通費と諸経費を払わせて内覧をすれば良かった。
心苦しいと思う筋が違いました。
でもさ。
私は一生に一度の買い物を、
「買って良かった。頑張って良かった! 」
と思う為に奔走しているわけです。
それを、
「仕事がやりにくくなるから」
とバッサリ切られるこの虚しさ。。。
まだ、
「そういうやり方は間違ってます」
と怒って切られた方が納得しやすかったし、切るにしても先方に何か話をしてくれるとか、向こうで断られたらまた話しましょう、とか、なんでもいいから「私」を見る何かを発してくれたらいいのにと思ってしまいました。
向こうはビジネス。
沢山ある契約業務の中の1つ。
それに、住宅ローンが通りにくく、決断力もない私はきっとめんどくさいお客さん。
それはわかってます。
わかってますけど!
家ってみんな、そんなドライに淡々と買っていくの?
まとめきれない感情が自分の中でぐるぐるしました。
Sponsored Link
万策尽きた、どん底
不動産関係に詳しい身内にこの事を話すと、そんな理由で撤退される謂れはない。
もっと強気で出ろ。
と言うような話をされました。
でも、私はもう不動産屋さんRさんに住宅ローンを通して欲しいと言う気持ちはなくなっていました。
神経をすり減らしてあの人から買う家に一生住み続ける想像が苦しかったのです。
それに、何より一生に一度の買い物にケチのついた思い出は欲しくなかった。
嫌がる不動産屋さんに無理矢理正論をかざして買った家、、、。
贅沢を言える立場ではないのはわかっていますが、自分の買う家にそういうレッテルを貼りたくはなかったのです。
私にとってマイホームは「夢」ですが、不動産屋さーRさんにとってマイホームは数多ある「仕事」の中の1つだったと言うことでした。
でも、不動産屋さんRさんとコンタクトを切ると言うことは、本当に万策尽きたと言うことでもありました。
また0からのスタートです。
本当は私に家なんか買えないんじゃないか。
諦めるしかないんじゃないか。
疲れ果てました。
続編を更新しました→(【シングルマザーのマンション購入記・17】マイホームが手に出来ないのは、全部私のせいじゃない!)
最初から読む→(【シングルマザーのマンション購入記・1】年収がびっくりする程低いのに、「買おう! 」と決意した話)
力強いシングルママさんが沢山居ますよ^^ ↓
こんにちは。
家の購入をしようといろいろとしている時の不動屋さんとの意思疎通の違いで、最初から探す事になってしまったのですね。
でも、大切な家の購入なので納得できて周囲の協力をすんなりと得られる時があるのではと思います。
応援ポチ。
コメントありがとうございます!
一世一代の買い物と思いあまりにも思い入れが強過ぎる私と、1つのタスクとして捉えてる不動産屋さんとでなかなかうまく心が通い合いませんでした。
ですが、当時は大変だと思っていましたが、今となってはそれもまた1つの経験だなと思っています♪
優しいお言葉ありがとうございます。
購入記はもう少し続きます。
よかったらまた覗きに来てくださいね★
こんにちは。
貧困シングルマザーで中古マンション購入に差し当たって、いろいろと検索している時にこちらに辿り着きました。
私は田舎なので融資の額も少なく、比較的すんなり融資が決まりそうですが、こちらのブログにかなり助けて頂いています。
これからも応援しています^^
初めましてこんにちは(*^^*)
誰かに笑って貰ったり、
失敗談を参考にして貰えれば良いなと思ったのですが、
とても嬉しいコメントを頂けて思わず飛び上がってしまいました★
私の場合、行き当たりばったりで動くのでこんなにも障害が多いのだと思います笑。
ikumiさんもマンションを購入されるんですね♪
おめでとうございます★
マイホームで楽しい思い出沢山作って下さいね!
ぜひまた遊びに来てください♪
お待ちしています。