シングルマザーが家を買ったお話

【シングルマザーのマンション購入記・14】マイホームを買うと言う現実と疲弊

投稿日:14/01/2019 更新日:

これは、貧乏母子家庭である私、Roroが四苦八苦して中古マンションを購入した体験記です。

最初から読みたい方はコチラからどうぞ。

 

 

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そのマンションのその後

あの後、2週間程して先日の不動産屋さん(Rさんとこれからは呼ぶことにします)から連絡がありました。

 

 

 

「あの物件、売れましたよ」

「、、、、え? 」

 

 

 

 

不動産屋さんの言った通りになりました。

びっくりしました。

 

 

割高な気がしましたが、そうではないと言うことでしょうか?

 

 

 

いや、でも過去あのマンションはリフォームなしで1200万、フルリフォームで1890万で出ています。

 

それからネットを漁って見付けた所によると、4年前はフルリフォームで1480万で出ていたと言う情報を見付けました。

 

 

となると、何のリフォームもなしで1690万はどうしたって高いと思わざるを得ません。

 

 

 

 

私は不動産屋さんRさんに持論を展開してみました。

 

すると不動産屋さんRさんは一言、

「物件は他と比べて安いとか高いとかではなく、その値段で買うか買わないかなんですよ」

と言いました。

 

 

 

そういうもんなのか?

 

 

 

私はあそこを1690万で買うのに躊躇いを覚えました。

 

けれど、

「それで良い」

と言う方が一人でもいて、その人がローン審査に通れば、現実問題1690万は妥当な物件価格と言えるのです。

 

 

 

 

これは不動産屋さんTさんが言ったのか不動産屋さんRさんが言ったのか忘れてしまいましたが、

「Roroさんは物件を見過ぎたのではないですか。大抵物件を買おうとする人は多くても3件程度で購入を決めます。それ以上見ると迷うし、迷うと購入に踏み切れなくなる」

そう言っていたのを思い出しました。

 

 

確かにそうかもしれないと思いました。

 

 

 

でも同時に、マイホームは一生に一度のものだと言われているのに、そんなに少ない件数で決めるものなのか? とも思いました。

 

 

とにもかくにも、私にはそれが出来なかった、と言うのは事実です。

 

 

そんなわけでもう何度目かの振り出しに戻りました。

 

 

 

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悩む

私はこの頃、なんだか凄く息苦しくなっていました。

 

 

意気揚々と始めたマイホーム計画!

簡単じゃないのも、大変なのも覚悟の上です。

 

 

無理を可能にして見せる!

そう息巻いていました。

 

が、ここまでほとんど玉砕ばかり。

 

 

 

欲しい物件には手が届かない。

買えそうな物件は私のテンションが上がらない。

 

「こんなもんかな」

と思う物件に出会えても、

「どうしても欲しい! 」

と言う熱情ではないから迷いが生まれる。

 

 

完全に判断力がなくなっていたのです。

 

 

 

 

 

そんな迷いの中、実は更に迷っていることがありました。

 

それは、

「どのタイミングで親に報告をするか」

と言うものでした。

 

 

うちの親は私がマイホームを購入しようとしていることを知っています。

が、それについて一緒に見て回ったりと言うような事はしません。

 

だから、私がここだと決めればそれで全てが済むはずです。

 

 

 

 

でもね。

 

住宅ローンを通して、買った後に、

「なんでこんなとこ買っちゃったの? 」

とがっかりされたくはないじゃないですか。

 

 

新築ぴかぴかなマンションを買うならいざ知らず、中古の地区30年物件。

 

どこか良くてどこが良くないか、手頃な物件を買うにはどうすべきか。

私に確固たる判断基準があるわけでも、専門的な知識があるわけでもありません。

 

 

良い! と思える決め手がわからないのです。

 

だから、内覧をして、チラシや内覧の様子を後日実家や友人と話してどうしようか考える時間が必要でした。

 

 

 

 

ところが、不動産屋さんは急かすわけですよ。

 

「一回家に持ち帰って両親と相談してみます」

と言うと、

「そんなことしてる間に売れちゃいますよ」

と言うのです。

 

 

ホントかどうかもわからないし、住宅ローン審査をかけたって後で止める事だって出来るってわかってますが、先程も書いた通り、自分が「こんなもんかな」程度にしか思わない物件に単独で行動を移すエネルギーを持つことが出来ず、私はいつも迷っていました。

 

どう動くのが正しいのか、わからなかったんです。

 

 

 

 

そういう細々したストレスが積み重なり、私は疲弊していきました。

 

 

 

 

そんな折、1690万で売れたマンションの別部屋が再び売り出されました。

 

価格は同じ、リフォームなしの1690万。

けれどこちらは角部屋でした。

 

 

 

さぁ、どうする?

 

 

 

 

私は不動産屋さんRさんに電話をしようか迷いました。

 

 

 

迷って、不動産屋さんRではなく、その広告を出している不動産屋さんに電話をしました。

 

それには理由があったのですが、そのお話はまた次回!

 

 

 

  続編を更新しました→(【シングルマザーのマンション購入記・15】打算で動いてみた話

最初から読む→(【シングルマザーのマンション購入記・1】年収がびっくりする程低いのに、「買おう! 」と決意した話

 

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